その去就が注目されるラヒーム・スターリングですが、私としては、これから数時間が交渉の山場を迎えると予想しています。
そのことについては、午前中にも関連記事を書いていますので、よかったらご参考になさってください。
「スターリング放出を見送る可能性も 注目は今日、明日の動向」
スターリングをリバプールのツアーに参加させたくないシティ。
シティに売るなら金額を吊り上げたいリバプール。
その思惑が交差した中で、心理戦ともいえる駆け引きが、おそらく既にはじまっているのではないでしょうか。
シティが、今回スターリングにオファーをするのは3度目となります。
ただ、各種報道等を参考にしつつ、現時点での予想を立ててみると、どうもシティは、5,000万£までは提示しない可能性が高いと思われます。
今回、あえてリバプールが、スターリングをツアー帯同メンバーに含めて発表したのも、シティへの牽制と見られなくもありません。
ひとつ疑問なのは、たとえばシティが、4,400万£あるいは、そこに若干の上乗せをしたオファーをしてきた場合、本当にリバプールは断る腹づもりなのか?という点です。
もし、今回の騒動の結果、無理矢理にスターリングをリバプールに留めた場合、モチベーションの低下も予想され、冬あるいは来年の夏には、大きく評価額を落とす恐れもあります。
果たして、そのへんも含めてリバプールの首脳陣は、どう考え、計算しているのか?
その答えになりそうなのが、前述した過去記事に書いた内容です。
オーナーが、冬まで売らない!という意向を本当に固めたならば、これは一種のクラブ間バトルですね。
要するに、スターリングは、従来の条件で、リバプールに籍を置くことになる。
そうなったら・・・本当に怖い世界です。
私が想像するに・・・・、いずれにしても、今現在、リバプールとシティは、ギリギリの折衝をしているのではないでしょうか。
山が動くか?
水面下のものとして葬られるか?
今後数時間が、ひとつの勝負だと思われます。