いまや移籍報道、渦中の人となっているラヒーム・スターリングですが、ブレンダン・ロジャーズは彼を自宅に招き、2人きりで、じっくりと話をしたそうです。
これまでは、何かと代理人の影が見え隠れしていたので、監督と本人が向かい合って話し合う機会を設けるのは、よいことだと思います。
その際の様子をブレンダン・ロジャーズが語っていますので、ごく一部ですが、ご紹介したいと思います。
(BR)
私の家に彼が来て、二人っきりで率直な話し合いを持ついい機会になったよ。
フットボールのことではなく、彼の心情などを話したんだ。
彼はまだ若いし、ここ2年ほどは、実にいろいろなことがあったからね。
なにげない会話をしたよ。
彼にとって、今の場所が一番良いと私は思っている。
オーナーも、とっても支持してくれているしね。
この夏、ラヒームは、どこにも行かないよ。
彼は今、一時期と比べると、リラックスしているように見えるね。
自分自身を取り戻したんだろう。
私達は、とてもいい話し合いが出来たし、それは彼がいかに快適に過ごせるかについてだったんだ。
フットボールのことじゃないよ。
それ以外の部分で、彼の助けになりたいと思ったんだ。
リラックスして会話が出来たし、クラブはもう一度ラヒーム側と話し合いをすることだろう。
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ブレンダン・ロジャーズのことですから、歓談の意味も含めて、スターリングと話をし、その中で、「今一度、クラブと話し合わないか?」と、自然に持ち出したのではないか?と、推測されます。
スターリングの気持ちが、監督の言葉で動いたならば、両者の話し合いが再開されることも考えられます。
そうあってほしいし、スターリングは、若い頃からリバプールで育ってきたプレイヤーなので、長くこのクラブで活躍してほしい!と、私も率直に思います。
しかし・・・・万が一、スターリングの心が、既にリバプールにないのなら、無理に引き留めても、あまりいいことはないでしょう。
スターリングも自分が置かれている状況、あるいは他のビッグクラブへ行った場合の自分の姿を客観的に見て、ベストの選択をしてほしいと思います。
ひとつ言えるのは、ブレンダン・ロジャーズの言葉を信じる限り、「いい話し合いが出来た」ということですし、今後何らかの進展がある可能性も残っていると思われます。