お騒がせが続いているラヒーム・スターリングですが、やはりツアーへの不参加という形になったようです。
エコーなどが、報じています。
昨日、ツアー帯同メンバー30人が発表されたばかりですが、リバプールとしては、スターリングが参加しないことも、想定内だったのではないでしょうか。
多分にして、マンチェスター・シティへの牽制にも似たメッセージだったように思えます。
しかしながら、クラブの大切な行事であるツアーに参加しないとなれば、チームメイト達、特に新しくリバプールへやって来た仲間達に対して、示しがつかないのも事実でありましょう。
ここは、リバプールがクラブとして毅然とした対応をする必要があると思うし、今回の事案をあやふやに済ますようなことがあれば、「ごね得」という風潮が生じてしまう恐れも考えられます。
以前、賞罰は公正に!
・・・と、書いたことがありますが、いかに若者とはいえ、プロフェッショナルである以上、リバプールとしては、然るべき対応を明確に取る必要があると考えます。
いずれにしても、ツアーに帯同しない以上、主力プレイヤーを放置しておくことは出来ません。
あとは、リバプールとマンチェスター・シティ。
クラブ間が、しっかりと協議、対応し、真義に基づいて決めるのみ。
私は、そう思っています。
しかしながら、スターリングが取った行動は、代理人の影響が大きいとはいえ、決して見過ごしてよいものとは思えません。
クラブの今後こそが大切。
悪しき前例にしないことこそ、今のリバプールに求められることではないでしょうか。
まさに、泣いて馬謖を斬るときが来たものと思われます。
ただ、マイナスオーラを旅先のチームに持ち込むよりは、心を一つにし、目標実現に走るためには、スターリングのツアー不参加は、むしろ朗報と捉えることも出来るかと感じる次第です。