アメリカ行きを決意したスティーブン・ジェラードですが、ヨーロッパの数チームからオファーがあったことを認めています。
しかし、ジェラードは、ヨーロッパ内で移籍することは、避けようとした。
理由は、リバプールと対戦する可能性があるクラブを選ぶことは出来ない・・・というもの。
結果的に、LAギャラクシーのユニフォームを着ることになったわけですが、この決断をするにあたり、デビッド・ベッカムに、いろいろ話を聞いたそうです。
アメリカ行きの経験をもつベッカムだし、イングランド代表では、チームを共にしていましたからね。
思えば、一時期のイングランドは、中盤にジェラード、ベッカム、ランパードと揃っていたわけで、それを最大限に活かせる監督がいたら、もっと違った成果をあげていたかもしれません。
さて、ジェラードは、ベッカムについて、こんな風に語っています。
「デビッドは、私のヒーローだよ」
「あんな素晴らしい人物でありプレイヤーと、一緒にやれた私はラッキーだったね」
「デビッドからは、確かにアドバイスをもらったよ」
「ここへ来ることを決める前に、彼にいろいろ質問をしたんだ」
ジェラードとベッカムといえば、リバプール、ユナイテッドと、宿敵同士のクラブで中心的立場にいたわけですが、何かのときは、友情で結ばれる。
これもまた、素敵なことに思えます。
でも、いつかきっと、キャプテンには、アンフィールドへ戻って来てほしいですね!
きっと、キャプテン自身も、そのうち、うずうずし始めることでしょう。