
Arne Slot
2024-25シーズンは終了したわけですが、改めて振り返ってみるとリバプールにとって良い年になった!と実感します。
何しろ、最も欲しかったプレミアリーグを制覇したのですから。
シーズン前、例によって私は、リバプールが優勝だ!と予想しました。
当然そうしたわけですが、率直なところユルゲン・クロップ監督が退任し、新監督1年目ですからトップ4に入れば御の字かな?という気分があったことも事実です。
しかし、アルネ・スロット監督は、就任1年目にしてリバプールにプレミアリーグのタイトルをもたらすという快挙を成し遂げたという現実。
アンフィールドでの最終戦、そこにはレジェンド、スティーブン・ジェラードの姿があり、感動的な瞬間の目撃者となっています。
スティービーには、本当にアンフィールドがよく似合いますね。
そのスティービーですが、スロット監督の功績を讃えるコメントをTNTスポーツでしており、LFCもオフィシャルで伝えています。
LFCは、その他にもモハメド・サラーに関するスティービーの言葉も紹介しており、ここで少し触れてみたいと思います。
Steven Gerrard
素晴らしい!
ユルゲン・クロップの後任としてこの役割を引き継ぎ、見事にチームに溶け込んだと思うよ。
戦術的にも新鮮な風を吹き込んでくれたし、就任1年目にしてリーグ優勝を果たすというのは本当にすごい功績だよ。
おめでとうと言いたい。(モハメド・サラーの活躍について)
彼が非常に安定しているというのは、これまでの実績が物語っている。
リバプールに来てからというもの、毎年多くのゴールを決めているからね。
私たちは皆、彼のプロ意識を知っている。
彼はフットボールに人生を捧げていて、才能もあり、さらにその情熱も持ち続けているよ。
彼なら今後も活躍し続けると、私は確信しているんだ。

Steven Gerrard
ユルゲン・クロップが残したチームを引き継ぎ、良い部分を生かしつつもそこに工夫を加味したスロット監督。
見事なチーム構築だったと思います。
モーに関しては、特に素晴らしいシーズンになりましたね。
モハメド・サラーは、リバプールの躍進を牽引し、全大会通算52試合で驚異的な数字を叩き出しています。
34ゴール23アシストを記録したということは信じられない結果だったと思います。
この成績によりモーは、2度目のプレミアリーグ優勝メダルに加え、ゴールデンブーツ賞、プレーメイカー賞、シーズン最優秀選手賞、さらにFWA年間最優秀選手賞など、数々の個人賞を手にしています。
リバプール躍進の理由は多々あるかと思いますが、私が思う大きな要因のひとつには、モハメド・サラーとファン・ダイクの活躍、存在感があったということです。
この2人はリーダーでありつつ、とにかく出場試合が多く稼働率が高い。
改めて、リバプールのメンバー、スタッフ達を讃えたいと思います。