リバプールのレジェンドとして、数多くの栄光をチームにもたらしたスティーブン・ジェラード。
現役時代において、やり残したことがあるとすれば、それはプレミアリーグのタイトル獲得かと思います。
2013-2014シーズンにおいては、優勝目前まで行ったものの、惜しくも2位に終わったわけですが、スティーブン・ジェラードは、もしルイス・スアレスがリバプールに残っていたら、リバプールはプレミアリーグのタイトルを獲得できたと考えているようです。
優勝まで、あと一歩に迫った2014年。
その夏に、ルイス・スアレスはバルセロナへ去って行きました。
スティーブン・ジェラードの言葉については、エコーが伝えており、ここではその骨子を箇条書き的にまとめてみたいと思います。
以下、スティーブン・ジェラードの言葉から。
・プレミアリーグには、沢山の良いチームがいる。
・しかし、彼(ルイス・スアレス)は、より多くのチャンスをリバプールへもたらしたことだろう。
・彼は、ゴールを決めることができ、アシストもでき、周囲にいるプレイヤー達のためにスペースをつくることもできる。
スティーブン・ジェラードがルイス・スアレスを賞賛するのは、今にはじまったことではありません。
これまでも、ずっとルイス・スアレスを傑出したプレイヤーだとして讃辞を惜しみませんでした。
もちろん、リバプールに残ってほしかった。
しかし、2013年の夏にも、ルイス・スアレスには移籍報道が多々出て来ており、スティーブン・ジェラードが「あと1年一緒にやらないか」と説得したともされています。
さすがに、2014年も引き留めることは難しかったのだとは思います。
別の視点でみると、ルイス・スアレスはプレイエリアも広く、前線からプレッシャーをかける動きも惜しみませんでした。
仮定の話ですが、もしルイス・スアレスが、その後もリバプールに残っていたら、スティーブン・ジェラードのリバプールでのキャリアも、もう少し伸びていたかもしれませんね。
それを思うと、切なくもなりますが、おそらくそれがフットボールの世界というものなのでしょう。
今は、ルイス・スアレス、スティーブン・ジェラードをもってしても成し遂げられなかったプレミアリーグ制覇を近年のうちに実現すること。
そこに集中したいですね。