いきなり少し時間を遡った話からすると、かつてのリバプールは、スティーブン・ジェラードやシャビ・アロンソなど素晴らしい選手がいるものの、ワールドクラスと呼べる選手はさほど多くない、と言われた時期もありました。
それに比べると、今のリバプールには世界的なスターが多く揃っていることは確か。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});素晴らしいテクニックを持ったプレイヤー達が多いからこそ、リバプールに求めるものはより多くなるということも事実だと思います。
さて、リバプール対ノッティンガム・フォレスト戦の終了後、TNT Sportsの中継で、スティーブン・ジェラードが今のリバプールについて語りました。
以下、ジェラードの言葉、その要旨を私なりにまとめてみたいと思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});今のリバプールは、少しお行儀が良すぎるチームだと思う。
相手を潰すような選手がいないんだ。
タックルの数も多くないし、デュエルにもあまり勝てていない。
良いチームではあるけど、少し優しすぎるかな。このチームを変えていくことが、監督にとって次の課題だと思うよ。
もっとフィジカルに、もっとアグレッシブになる必要がある。先週の試合も、もっとデュエルに向かって行って、もっとタックルに飛び込み、イエローカードをもらうことを恐れないで、もっと相手にとって嫌な存在になれていたら、勝っていたと思うんだ。
時には、違ったやり方で試合に勝たなければいけないこともあるしね。
このチームにはテクニックのある素晴らしい選手、トップクラスの才能を持った選手がたくさんいるよね。
でも、嫌らしさが足りていないんだ。
そこをチームに植え付けることが監督に求められていることだろう。そうでなければ、シーズンの重要な局面で大きなタイトルを争う時、リバプールはそこに加われないだろうね。
このチームに不足しているのは、嫌らしさと力強さなんだ。
ジェラードが言おうとしていることも、ニュアンスとして分かります。
確かに綺麗なフットボールをしようという意識は強いかもしれませんね。
以前の例で何人かの潰し屋をあげれば、例えばハビエル・マスチェラーノ、ルーカス・レイバなどの名前を思い出すことができます。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムを思い出してみれば、ジニは汚れ役ができる選手であり、今のリバプールに必要なのは、そんな黒子的な選手なのかもしれません。
スターを集め、ファンタジスタが揃ったからといってチームが劇的に強くなるわけでもなく、フットボールとは奥が深いですね。
ただ、イラオラ監督の理念なり哲学がチームの隅々まで浸透するには時間がかかるだろうし、それが実現されたとき、リバプールには激しさと強さが加わるはず。
と、私は思っています。