リバプールのクラブ史上、最高のキャプテンと言っていいであろうスティーブン・ジェラード。
そのアームバンドは、ジョーダン・ヘンダーソンへと引き継がれましたが、スティーブン・ジェラードはヘンドの成長ぶりを高く評価しているようです。
BBC Radioの生放送に出演したスティーブン・ジェラードは、いまやヘンドがリバプールにとって欠かせない存在になっているという趣旨の発言をしています。
また、キャプテンとしての成長も素晴らしいものがあると。
ここでは、スティーブン・ジェラードがラジオ番組に出演した際、ヘンドについて語った部分の一部について、ピックアップしてみたいと思います。
(Steven Gerrard)
彼は、非常に重要な存在だよ。
ドレッシングルームの中でも外でもピッチ上でも、彼は素晴らしいリーダーになってきた。
彼は、キャプテンとして、本当に成長したね。
外で見ている人々からしたら、彼がどの試合でも、すべてのエネルギーを駆使して、12-12.5kmも走っているということに気づかないだろうね。
彼は、リバプールのプレッシング・スタイルの助けになっているんだ。
ボール際でも勝てるし、今シーズンの彼は、パスが実に良くなったね。
そんな彼が不在になるのは、大きな痛手だと言わざるを得ないね。
スティーブン・ジェラードが、ヘンドを評価している部分では、まずキャプテンとしての成長ということがあげられるかと思います。
次に、リバプールが敢行しているプレスへの貢献。
さらに、パスの上達。
あのスティーブン・ジェラードからパスを誉められたのですから、ヘンドとしても光栄の極みでしょうね。
アンカーとしてのヘンドについては、昨年でしたか、シャビ・アロンソもかなり誉めていたことが思い出されます。
今日のアーセナル戦にヘンドはいない。
誰かが、その穴を埋めなければいけないわけですが、私としては、何も一人の力でヘンド不在をカバーする必要はないと思っています。
戦術の中で、何とか中盤の底を落ち着かせたいですね。
そのためにも、今日の試合では、前線のプレイヤー達にかかる期待が高まりそうです。
前線から激しいプレスに行くことは、そう簡単なことではないと思いますが、今日は本当にがんばりどころ。
大変なこととは知っていますが、ハードワークをする姿を見せてほしいと期待しています。