先日のウェスト・ブロム戦に出場したキャプテン、スティーブン・ジェラードは、また一つ大きな偉業を成し遂げました。
プレミアリーグ、500試合出場。
過去、プレミアリーグで500試合の出場を果たしたのは12人のプレイヤーがいますが、同じクラブで500試合となると、キャプテンを含めて3人しかいません。
ライアン・ギグス、ジェイミー・キャラガー、そしてスティーブン・ジェラード。
近年のトップリーグで、同じクラブ一筋でプレイし続けることが、どれだけ難しいかを物語っていると思います。
そういった意味で、単に500試合・・・という以上の価値あることだと実感します。
スティーブン・ジェラードがファンから愛される大きな要素の一つは、ここぞ!というときに、決定的な仕事をしてきた!ということが上げられると思います。
もはや終わりか・・・と、誰もが諦めた時でも、劇的なゴールを生み出したシーンも何度となくありました。
たとえば、イスタンブールの奇跡のときもそうだったし、FAカップ決勝における土壇場の同点ゴールも、それはもう豪快なものでしたね。
プレイヤーは、いつかピッチを去るときが来ます。
無常なもの。
ただ、ぜひとも期待したいのは、いつの日か、スティーブン・ジェラードのようなリバプールっ子が現れてくれることです。
ジュニア時代からリバプールで育ち、憧れのトップチームで輝く未来。
そんな若者の登場を待ちたいという気持ちでおります。
一つの時代が終わり、新しい歴史がはじまる。
この世の習いでありましょう。
スティーブン・ジェラードのリバプールでのプレミア500試合。
心からおめでとう!と言いたいし、おつかれさま!と声をかけたいですね。
今シーズンの残り試合は僅かですが、ぜひともプレイヤー達が笑顔で終われることを願っています。