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ダニエル・スタリッジの発言が各メディアのネタにされる・・・

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まず、私なりの考えを述べますと、すべてのプレイヤーがお利口さんである必要はないと思っています。
やんちゃなタイプがいてもいい。
言いたいことを我慢しろ!と押しつけたくはありませんが、有名なプレイヤーほど、何気なく口にした一言が、メディアの餌食になることは覚悟しておく必要はあると思います。
英国各メディアの記事を見ていると、そのほとんどがスタリッジの言葉を大きく取り上げています。

スタリッジに限ったことではありませんが、所属クラブを離れて代表チームに合流しているときには、周囲の環境も変わるせいか?メディアのネタにされそうな発言をしてしまうケースがあるように思います。

はじめにおさえておきたいのは、スタリッジが才能豊かなストライカーだということは、誰もが認めているということ。
疑っているファンは、まずいないと言っていいでしょう。

ただ、現実問題として、今シーズンのリバプールは、ロベルト・フィルミーノ、フィリペ・コウチーニョ、サディオ・マネをファーストチョイスにしているのも確かで、スタリッジはベンチを温める機会が増えています。
必然、プレミアリーグでもゴールを決められていない。

しかし、イングランド代表でのスタリッジは期待にこたえ、しっかりとストライカーとしての結果も出しています。

細かい部分は省きますが、スタリッジは、イングランド代表では連携もよく、気持ちよくプレイ出来ていることを語っています。
それは、監督との信頼関係があるからだという趣旨の発言も・・・。

メディアとしては、サウスゲートの元ならスタリッジはいい仕事が出来ると言っている・・・というように受けとめられるような書き方をします。

スタリッジが言ったとされる言葉では、たとえばこういった部分がピックアップされています。

「どのプレイヤーにとっても重要なのは、監督からの信頼だよ」

「彼(サウスゲート)は、私のことをとっても信頼してくれているんだ」

「私は、彼に恩返しをしたいから、出来るだけのことをしているし、ゴールを決められるのは素晴らしいね」

ここまでのは発言だけならば、特に問題にはならなかったことでしょう。
サウスゲート監督を讃えているということですから。

ただ、多くのメディアが、見出しの活字に用いたのは、所属クラブに関して、「It’s unfair」と、言ってしまった部分でした。
公平じゃないよね・・・。

イングランド代表では活躍できており、ファーストチョイスとなっているのに、リバプールではベンチ。
スタリッジは、ウェイン・ルーニーとの関係性を例えにあげて、自分がどの位置で、どんなプレイをするタイプかを語っています。

ううん。スタリッジ。
気持ちは分かりますが、イングランド代表とリバプールでは、チームが求めるプレイスタイルが違うことを受け入れないと、出場機会は増えてこないのではないでしょうか。

リバプールの場合は、ポジションを固定するというよりも、今シーズンは流動性がテーマになっていると思います。
自分はここ!と、決めてしまうことが、レギュラーの座を奪いきれない理由だと気づかないと、なかなか難しいようにも感じます。

才能あるプレイヤーだけに、そこに気がついてほしいですね。
ともあれ、スタリッジとしては、こんなに大きく各誌が記事にするとは思わずに発言したというのが事実なのだとは思います。

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