土曜日に開催されたリバプール対ブライトン戦を思い出してみると、リバプールに2ゴールをもたらしたのは、いずれもファン・ダイクのヘッドでした。
アシストをしたのは、2ゴール共にトレント・アレクサンダー=アーノルド。
過密日程で疲労が蓄積している試合では、いかにセットプレイを有効に使うか!が大切であり、そういった意味では理想的な点の取り方だったと思います。
ファン・ダイクは、あらゆる面で傑出したセンターバックであり、勿論ヘディングも強い。
また、ファン・ダイクのスキルで特筆すべき点のひとつとして、単にヘディングで強いだけではなく、空中にいながら、しっかりとボールをコントロール出来ることですね。
ブライトン戦でのヘッドも、しっかりとコントロールされたものでした。
一方、アシストをしたトレントのキックも素晴らしかった。
まさに、ピンポイントクロス!と呼べるものであり、リバプールにゴールチャンスをもたらすという意味でも表現できないほどの貢献をしています。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとファン・ダイクのコンビネーション、その凄さを見せつけられた試合でもありました。
今後もセットプレイの際には、このホットラインを十分に活用したいですね。
トレントが蹴るボールの質は高く、ピンポイントでファン・ダイクに合ったときには、快感さえ感じます。
セットプレイの強味は、仮に試合展開的に上手く行っていなくても、相手ゴールを狙えるということです。
そのチャンスを活かすには、優れたキッカーとターゲットが必要。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとファン・ダイクは、理想的な組合せではないでしょうか。
今シーズン、まだまだ多くの試合が残っています。
今後、どれほどリバプールのホットラインが炸裂するのか!
楽しみに見てみたいと思います。
リバプールのセットプレイから目が離せませんね。