リバプールが、冬の移籍市場でどんな動きを見せるのか?
実に興味深いものがありますが、補強第一号として既にリバプールは、ザルツブルクから南野拓実の獲得を決めています。
正式にリバプールのプレイヤーとなるのは、2020年1月1日となります。
注目されるのは、南野拓実のデビュー戦がいつになるのか?という部分ですが、新年早々のシェフィールド戦(プレミアリーグ)に南野拓実はルール上、出場することは出来ません。
プレミアリーグの決まりですが、1月1日、あるいは1月2日に加入したプレイヤーは、同日付けの試合には出場できないとのこと。
そうなると、最短でデビューをする可能性があるとすれば、現地時間2020年1月5日(日)に開催されるFAカップでのエバートン戦となります。
会場はアンフィールド!
これまでのケースにおいて顕著なように、ユルゲン・クロップ監督は期待の新戦力でも出場を急がせず、じっくりチームに馴染ませる傾向があります。
しかし、ことFAカップのエバートン戦に南野拓実が出て来る可能性はゼロではないと、私は思っています。
というのも、ハードスケジュールをこなして来たリバプールにとって、年末・年始は特にタフな試合日程が続きます。
そんな中、ファビーニョ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが負傷をしており、プレイヤーのやり繰りが難しいのは確かです。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムも負傷から癒えたばかり。
もし、南野拓実のレッズでのデビュー戦がエバートン戦になるならば、会場は大いに盛り上がることでしょう。
レスター戦を控えた記者会見で、ユルゲン・クロップ監督は南野拓実を称して、間違いなくリバプールにフィットするとの見解を示しています。
果たして、マージーサイドダービーが南野拓実のデビュー戦になるのか!?
ヨーロッパチャンピオンのチームでピッチに立つことは容易なことではありませんが、注目には値すると思います。
起用の可否は、まだ分かりませんが、もし南野拓実のレッズデビュー戦が、エバートンとのマージーサイドダービーになるならば、おおいに盛り上がることは明らか。
しっかりと見守ってみたいと思います。
なお、今後エバートン戦までのリバプールの日程ですが、ざっくりと書くと、次のようになっています。
■12月26日(木)対レスター(A)
■12月29日(日)対ウルブス(H)
■1月2日(木)対シェフィールド(H)
■1月5日(日)対エバートン(H)FAカップ
ほぼ、中2日でのゲームが連続することが分かります。
それを考えると、南野拓実のマージーサイドダービー抜擢は、まんざら理由がないわけではありません。
注目してみたいですね。