本年1月1日に、晴れてリバプールのプレイヤーとなった南野拓実。
リバプールの歴史にあって、初の日本人プレイヤーの獲得でした。
新しいチームへ移った際には苦労もあるし、南野拓実にとってはプレミアリーグ初挑戦。
実際、難しい部分は多々あったことと思います。
しかも、リバプールに加入して、これから馴染んで行こうとする時期に、新型コロナウィルスの影響により、チームメイト達は基本自宅待機となり、コミュニケーションを高めるために大切な時間が途切れることになってしまった。
そういう状況にあったことは、やはり見てあげるべきだと、私などは思ってしまいます。
それでもやっていかなければならないのがプロですが、新シーズンを迎えるにあたり、南野拓実は良い仕上がりを見せているように思います。
プレシーズンマッチでも積極性が見られたし、何かが変わったような気がするのです。
それを経て、昨日のアーセナル戦では、リバプールのプレイヤーとして初ゴール!
とてもいい得点でした。
私が注目をしたのは、ボックス内、あるいはボックス近辺で、仲間とのコンビネーションが生まれて来たこと。
得点シーンは、モーとの連携でしたが、それ以外の局面でも、ボビーからコンビネーションでボールが帰って来たりする場面がありました。
昨シーズンの場合、南野拓実が良い動きをしても、ボールが出て来ないケースもあった。
しかし、ここへ来て、南野拓実にボールをまわすシーンが増えて来たように思えるのです。
それは即ち、信頼を勝ち取ったのだろうと。
リバプールでの初ゴール。
これが意味するものは、実に大きいと私は思います。
今後、南野拓実は、より自信をもってプレイが出来るはず。
期待したいですね。
狭いボックスエリアでもクオリティーを発揮できる南野拓実。
今後のキャリアにおいて、光明が見えた。
私は、そう感じています。
新シーズンの開幕へ向けて、よりコンディションを整えて、ぜひ多くの出場機会をつかんでほしいですね。
文末になりましたが、リバプールでの初ゴールに、おめでとう!と、言いたいと思います。