本年(2020)1月1日に、晴れてリバプールの一員となった南野拓実。
ザルツブルクからの加入でした。
彼にとっては、リバプールへ来て早々、難しい時期に直面したと思います。
本来であれば、チームメイトと馴染んで行く時期に、新型コロナウィルスのパンデミックにより自宅待機。
しかし、いまや南野拓実は、皆からタキと呼ばれ、本物の信頼を得るに至ったと思います。
これまでも何度となく書かせていただきましたが、プレシーズンからずっとタキは好調をキープ!
フレンドリーマッチでのパフォーマンスを私は取り上げたし、アーセナルとのコミュニティ・シールドでもゴールを決めた。
リバプール加入当初のような遠慮気味なところは消え、堂々たるものですね。
フットボールを、チームメイトとの連携を楽しんでいるようにさえ思えます。
元々タキは、確かな技術を持っており、ターンからシュートへ持ち込む一連の動きなど、明確なストロング・ポイントがある。
スキルの高さは、リーグカップ3回戦でも発揮されていたと思います。
リーグカップ3回戦、リンカーン・シティ戦では、自ら2ゴールを決め、ディボック・オリギのゴールをアシストしています。
また、攻撃を組み立てる質の高い動きを続けていたように感じます。
タキが決めた2ゴール。
その1本目は、LFCもSNSで取り上げています。
見事なシュートであり、技術力の高さがにじみ出ているもの。
That first-time strike 😍
A 𝒃𝒆𝒂𝒖𝒕𝒚 from Taki! 💫 pic.twitter.com/fTo1IMHH0a
— Liverpool FC (@LFC) September 25, 2020
このゴールは、贔屓目なしにビューティフルですね。
プレシーズンから感じていたことですが、昨シーズンであれば、タキが良い動きをしてもボールが出て来ないことがあったものの、今シーズンはまったく違いますね。
そこに、チームメイトからの厚い信頼を感じます。
南野拓実は、名実ともにリバプールのプレイヤーとなった。
イングランドのフットボール史を牽引してきたレッズ。
そこに名を刻んだ日本人。
18番が、末永くアンフィールドの人々から愛されることを祈っています。
タキ!ナイス・ファイト!
素晴らしいパフォーマンスでした。