国内カップ戦 プレイヤー

チームメイトからの信頼を得た南野拓実

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Takumi Minamino


本年(2020)1月1日に、晴れてリバプールの一員となった南野拓実。
ザルツブルクからの加入でした。
彼にとっては、リバプールへ来て早々、難しい時期に直面したと思います。
本来であれば、チームメイトと馴染んで行く時期に、新型コロナウィルスのパンデミックにより自宅待機。
しかし、いまや南野拓実は、皆からタキと呼ばれ、本物の信頼を得るに至ったと思います。

これまでも何度となく書かせていただきましたが、プレシーズンからずっとタキは好調をキープ!
フレンドリーマッチでのパフォーマンスを私は取り上げたし、アーセナルとのコミュニティ・シールドでもゴールを決めた。

リバプール加入当初のような遠慮気味なところは消え、堂々たるものですね。
フットボールを、チームメイトとの連携を楽しんでいるようにさえ思えます。

元々タキは、確かな技術を持っており、ターンからシュートへ持ち込む一連の動きなど、明確なストロング・ポイントがある。
スキルの高さは、リーグカップ3回戦でも発揮されていたと思います。

リーグカップ3回戦、リンカーン・シティ戦では、自ら2ゴールを決め、ディボック・オリギのゴールをアシストしています。
また、攻撃を組み立てる質の高い動きを続けていたように感じます。

タキが決めた2ゴール。
その1本目は、LFCもSNSで取り上げています。
見事なシュートであり、技術力の高さがにじみ出ているもの。

このゴールは、贔屓目なしにビューティフルですね。
プレシーズンから感じていたことですが、昨シーズンであれば、タキが良い動きをしてもボールが出て来ないことがあったものの、今シーズンはまったく違いますね。
そこに、チームメイトからの厚い信頼を感じます。

南野拓実は、名実ともにリバプールのプレイヤーとなった。
イングランドのフットボール史を牽引してきたレッズ。
そこに名を刻んだ日本人。
18番が、末永くアンフィールドの人々から愛されることを祈っています。
タキ!ナイス・ファイト!
素晴らしいパフォーマンスでした。

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