南野拓実のことを書いてみたいと思います。
基本的に私は、急がせず、しっかりとチームにフィットした段階でポジションを取りに行けばいいと考えています。
ユルゲン・クロップ監督は、一部の例外を除き、南野拓実に限らずそうしてきましたし。
ただ、今の状況からすると、アピールをする絶好のチャンスが、目の前にあるように思えるのです。
新型コロナウイルスの影響により、長くリーグ戦がストップ。
ようやくプレミアリーグが再開しましたが、7月中には全日程を終了させるという方針下、必然過密日程となっております。
まず、ターンオーバーは必須だと言っていいでしょう。
さらに、大きいのはベンチ入りが出来る選手数が追加され、1試合での交代枠が3人から5人に増えたことですね。
こうなって来ると、仮にスタメンではないにしても、南野拓実がピッチに投入される可能性は高まってくると言えそうです。
直近で言えば、エバートン戦からクリスタルパレス戦までには、中2日しかありません。
しかも、この2試合にはプレミアリーグ優勝がかかっている。
試合展開によるものの、もしユルゲン・クロップ監督が、自慢のフロントスリーをクリスタルパレス戦でもプレイをさせたいと考えるならば、90分間はピッチに置かない可能性も出てきそうです。
そのとき、南野拓実に声がかかることも十分に考えられます。
随分とチームに馴染んで来ているようだし、ここでチャンスをつかみ、アピールをしたいですね。
南野拓実の長所はいろいろありますが、攻撃的なポジションであれば、どこでもこなせるという部分も大きいと思います。
ザルツブルクの選手としてアンフィールドへやって来たときに見せた強烈なインパクト。
そのことを思い出して、存分に、大胆に疾走してほしいですね。