昨年の夏は、リバプールの補強候補として多々話題となったバルセロナ所属のゴールキーパー、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(ドイツ)ですが、結果的にはバルセロナに残留することで落ち着きました。
しかし、ここへ来て、この夏以降もバルセロナに留めるか?は、不透明だとの報道が浮上しています。
Expressによれば、リバプールとマンチェスター・シティが、強い関心を示しているとも。
今回の報道のきっかけになったのは、スペインのメディアであるLa Vanguardiaが、テア・シュテーゲンに行ったインタビューでの発言に端を発しているようです。
さらに、昨年の夏と今夏で明らかに異なる背景は、バルセロナとテア・シュテーゲンの残り契約期間が1年少なくなったこと。
現行契約は、2019年までと言われています。
インタビューを受けたテア・シュテーゲンは、次のような発言をしています。
「ぼくは、自分のためにもチームのためにもベストを発揮するようにトライしているよ」
「今後のことについては、どうなるかは分からないね」
要するに、テア・シュテーゲン本人としては、これからの未来もバルセロナにあるとは確信するに至っていない。
そうメディアは捉えているようです。
仮に、テア・シュテーゲンが獲得可能となれば、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、獲得を強く希望するだろうと見られているようで、リバプールもまたテア・シュテーゲンを狙う!という説が唱えられているようです。
ただ、バルセロナの場合は、監督交代という可能性もあるし、まだまだ流動的な要素ははらんでいそうです。
とはいえ、昨年あたりのテア・シュテーゲンの様子を見ていると、あまりバルセロナでの生活に馴染んでいるようにも見えなかったし、もしかしたら移籍も視野に入れているというのは、ありなのかもしれません。
リバプールの場合は、シモン・ミニョレとロリス・カリウスがいるし、この夏、ゴールキーパーをどうするのか?は、なかなか読みにくい部分もありますね。
テア・シュテーゲンの件については、まだ今後の推移を見守る状況というあたりかと思います。