イスタンブールの奇跡。
2005年5月25日、リバプールがミランから劇的な勝利を奪い、今でも語り草になっている名試合ですね。
この奇跡が生まれる前にも、リバプールには重要な試合がありました。
そのひとつが、2004年の今日、12月8日に開催された対オリンピアコス戦だと言ってもいいでしょう。
チャンピオンズリーグ、グループAに属したリバプールは、決して楽な勝ち抜けを決めたわけではなく、特にオリンピアコスとは、得失点差までを争う緊張感あふれる立ち位置にありました。
そんな重要な試合で、リバプールは、3-1で勝利するわけですが、ここでもスティーブン・ジェラードが、自らゴールを記録しています。
今、思い出しても、ここぞ!という重要な試合、シーンで何かをしてくれる男でした。
ヨーロッパの各強豪クラブが、チャンピオンズリーグで頂点に立つことを目標にしている中、優勝を飾るということは、特別な何かを持っている必要があるのだと思います。
イスタンブールの奇跡を起こしたときには、スティーブン・ジェラードというスペシャルな存在があった。
ぜひまた、あの舞台へと戻り、栄冠を競い合いたいものです。
そのためにも、今シーズン、来シーズンとチームの底力をたくわえ、戦える集団へと成長していきたいですね。
あれから10年。
リバプールの輝かしい再スタートとなりますように。