オランダの小さな漁師町に生まれたディルク・カイト。
世界一の働き者とさえ呼ばれたプレイぶりは、リバプールファンのハートを掴んだものでした。
今もなお愛されるディルク・カイト。
2011年の今日、3月6日のこと、ディルク・カイトは、マンチェスター・ユナイテッドを相手にハットトリックを達成しています。
この試合は、リバプールのホーム、アンフィールドで行われ、ディルク・カイト、さらにはルイス・スアレスが躍動する姿が、非常に印象的でした。
ディルク・カイトがハットトリックを決めたことで、リバプールが3-1で勝利していますが、ファンが受けた印象からすると、リバプールが圧勝をした!という気分にさえなったもの。
それくらい、ディルク・カイトの躍動感はすごかった。
前述したように、ルイス・スアレスも素晴らしい動きを見せていました。
随分以前のこと、中盤からディルク・カイトとルイス・スアレスの動きを見ていたスティーブン・ジェラードが、二人を称して、「二頭の兎のようだ!」と語った話をお伝えした記憶があります。
それくらい、前線の二人は連携が緊密で、よく動いてくれていたということでしょう。
ディルク・カイト、ルイス・スアレス共にオランダのリーグでプレイをしていましたから、ルイス・スアレスがプレミアリーグに来た早々期には、前線で二人はオランダ語を使ってコミュニケーションを取っていたようです。
Magnificent ⚽️⚽️⚽️
🗓️ #OnThisDay in 2011, @Kuyt netted a memorable hat-trick vs @ManUtd... 💪🔴 pic.twitter.com/HGEuMot1Hm
— Liverpool FC (@LFC) 2019年3月6日
改めて、このショートムービーを見ると、ルイス・スアレスが相手ボックス内でボールを持ったときの身のこなしの凄さも実感します。
さらに、常にゴールを狙っているディルク・カイトの集中力でありモチベーション。
今、思い出しても素晴らしいプレイヤー達でした。
リバプールファンは、マンチェスター・ユナイテッド戦に強いプレイヤーを愛すると言われます。
また、ディルク・カイトの場合には、マージーサイド・ダービーでも活躍をしていましたからね。
愛される理由。
それが、よく分かる気がします。
ディルク・カイトは、今月にもミランとのチャリティーマッチのため、アンフィールドへ帰ってきます。
ヒーロー凱旋です!