今回は、改めてビルヒル・ファン・ダイクのことを書いてみたいと思います。
本年1月にリバプールへとやって来たセンターバックですが、早くもチームにフィットし、抜群の存在感を見せてくれていると思います。
私は率直に、ファン・ダイク効果はすごいものがあるし、チーム力が向上したと考えています。
本年の1月といえば、リバプールはコウチーニョを放出したわけですが、チーム全体の総合力という意味では、ファン・ダイクを獲得したことで、むしろ高まったのではないでしょうか。
それくらい、ファン・ダイクの加入は、リバプールに多くをもたらしたと、個人的には思っています。
まず、ファン・ダイクがリバプールへ加入して以来、コーナーキックからの失点が明らかに減っていると思います。
ボックス内で混み合っている中において、ファン・ダイクはボールに触る動き、ポジション取りが、実に上手いですね。
次に、浮いたボールを放り込まれたときの対応力をあげたいと思っています。
空中戦で競り合いになったとき、ほぼファン・ダイクは勝っているし、しかもただ跳ね返すだけではない。
しっかりとコントロールをしたヘッドをし、味方に繋いでいますね。
この違いは、大きいと思います。
さらに、ファン・ダイクはフィードもできる。
時に、前線への長いボールを入れたりと、チームの戦術にスパイスを加味していると思います。
そして何より、ピッチ上での存在感、リーダーシップですね。
周囲に及ぼす影響力は抜群だし、チームメイトもプレイがしやすいことでしょう。
ファン・ダイクに関しては、あのスティーブン・ジェラードも絶賛しています。
BT Sportで、スティービーは、ファン・ダイクのことを大いに誉めていました。
また、同じくBT Sportでコメンテーターをしていたリオ・ファーディナンドも最大級の讃辞を送っていました。
リオ・ファーディナンドは、ただプレイヤーとして優れているだけではなく、ファン・ダイクが周囲に与える影響力が抜群だと。
アンドリュー・ロバートソンのことを例にあげ、ビッグクラブでのプレイ経験がないロボが、あれだけの活躍が出来ているのも、ファン・ダイクによるところが大きいと。
頼れるセンターバック。
スペシャルなプレイヤーが一人入ることで、ここまでディフェンスラインが変わるのか。
それを目の当たりにした感があります。
リバプール。
良い補強をしましたね。
ファン・ダイクの益々の活躍を願って。