ビルヒル・ファン・ダイクは、この冬のヒット!
ご異論があるかもしれませんが、私は率直にそう思っています。
当然、当初から大きな期待を抱いていましたが、実際リバプールのチームに加わり、期待はさらに膨らんでいきます。
私は以前にも、ファン・ダイクは今後もっとよくなる!という記事を書かせていただきました。
また、ファン・ダイクという個がプラスされただけではなく、その影響が、デヤン・ロブレンやロリス・カリウスにも伝播していると。
ファン・ダイクは、しっかりとした技術を持っているだけではなく、積極的なコーチングをする姿も印象的ですね。
これは、リバプールのディフェンス陣の課題だった部分かと思います。
それをファン・ダイクが埋めてみせた。
ビルドアップも精密だし、相手とヘディングで競り合った際にも、ただ空中戦で勝てばいい・・・ではなく、ファン・ダイクの場合には、しっかりと味方へ繋げる落とし方をしますね。
観ていて楽しいセンターバックというものは、久しくご無沙汰だったような気がします。
攻撃面でも、たとえばコーナーキックの際などでは、エバートン戦でゴールを決めたように、相手にとっての脅威になることでしょう。
ファン・ダイクにマークが流れれば、他の誰かがフリーになる可能性も増す。
私は、ある意味率直に驚いています。
一人の優れたセンターバックが入ることで、これほどまでにチーム全体が変わるものかと。
優れたセンターバックと書きましたが、スーパーなセンターバックと表現した方が適切ですね。
今後、よりリバプールのスタイルにフィットしてくれば、驚くべきポテンシャルを発揮しそうな予感がします。
ファン・ダイク。
実に良い補強になったと思います。