2年前の夏、期待の若手センターバックとして、リバプール入りしたチアゴ・イロリですが、加入以来、いわゆるローン暮らしで、リバプールのファースト・チームでプレイする機会に恵まれていません。
英国メディアからは、放出候補として名前をあげられるなど、イロリ本人としても、不安がないと言ったら嘘になるのではないでしょうか。
そんなイロリですが、U21でのエバートン戦でプレイをし、自らの心の内を明かしています。
どこに行くでもなく、リバプールのトップチームでプレイしたいんだ!と。
(TI)
怪我には、イライラさせられたよ。
でも、ぼくには、この2年間、休む日がなかったから、ちょうどよかったかもしれないね。
ぼくは、リバプールのためにプレイがしたいんだ。
何もすることなく、リバプールにいるなんてしたくないよ。
ぼくの目標は、他のプレイヤーと同じだよ。
誰もが、自分の場所でプレイするために競い合うだろう。
2年前、ぼくはリバプールでプレイできることを楽しみにしていたんだ。
それこそが、ぼくの一番の目標だよ。
だから、それを実現するために、すべてを尽くしたいね。
チームにはチームの事情があるものですが、イロリの立場になって考えてみれば、やはりプレミアリーグの舞台で、一度はプレイしたいでしょうね。
イロリは、他にもいろいろと話をしていますが、シーズン前に負った怪我については、100%回復しているそうです。
8月も残りわずか。
イロリにとっては、自分の命運にも関わる時期だし、率直に希望を語ったということでしょうか。
コメントから推察するに、イロリとしては、「もうローンではなくて、リバプールでやりたい」という気持ちが強いのだと思います。
ジョー・ゴメスもやって来た中、そのへんをブレンダン・ロジャーズが、どう考えているのか?
まだまだ、結論が出るまでには、紆余曲折ありそうな予感もします。
心情的には、イロリにもぜひ、リバプールで活躍してほしい。
そう願ってやみません。