夏の移籍市場をにらみ、既に様々な補強候補の名前がピックアップされていますが、入ってくるプレイヤーがあれば、必然的にリバプールを去るプレイヤーも出てきます。
レギュラークラスでは、クリスティアン・ベンテケやマルティン・シュクルテルの名前が取り沙汰されていますが、センターバックのチアゴ・イロリに関しては、どうもリバプールを去る可能性のほうが高いようです。
リバプールへ加入以来、そのキャリアのほとんどをローンで過ごしてきたイロリですが、プレミアの水に慣れることなくリバプールを去ることになるのでしょうか。
ただ、イロリに関しては「ほしい!」という引き合いも来ているようです。
スペインのデポルティーボ・ラ・コルーニャです。
以前も、そんな報道がなされていましたが、イロリの将来を考えた場合、このままリバプールへ残ったとしても、出場機会が巡ってくるとは考えにくく、寂しいことではありますが、移籍やむなし・・・とも思えます。
イロリのターニングポイントは、今シーズン当初、アストン・ヴィラにローンで出たときに訪れていたと思います。
同じプレミアリーグで、しっかり良い成績をおさめれば、その評価も相当に変わっていたことでしょう。
ただ、残念なことに、アストン・ヴィラでさえも、イロリの居場所はなかった・・・。
さらにリバプールには、人数的にはセンターバックに経験豊富なメンバーが揃っており、来シーズンにはジョエル・マティプが加わります。
また、現在負傷中の若手ジョー・ゴメスも復帰してくるし、イロリにとって、今よりも一層厳しいポジション争いになると言っていいでしょう。
リバプールは、さらにもう一人のセンターバック獲得を狙っている!という報道もある中、イロリが置かれた状況は、厳しさを増していると言えそうです。