チャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦が、徐々に近づいてまいりました。
ビッグマッチだし、出来るだけベストな陣容で臨みたいところですが、長いシーズンを戦い抜いた上でのことであり、負傷者ゼロという方が珍しいのかもしれません。
リバプールでは、チアゴのCL決勝欠場が濃厚なようです。
チアゴは、プレミアリーグ最終戦のウルブス戦にスタメンで出場。
24分に生まれたサディオ・マネのゴールシーンでは、素晴らしいボールタッチを見せていました。
そのチアゴに異変が襲ったのは、ファーストハーフも45分を過ぎたタイミング。
チアゴは、足を引きずるようにして、自らピッチを後にしたものです。
試合後には、ユルゲン・クロップ監督もメディアに応答をしますが、Sky Sportsが報じるところによれば、チアゴの怪我は筋肉系だとのこと。
打撲ではなかったようです。
筋肉系ですと、一週間の短い期間でベストコンディションに戻すことは、極めて難しいですね。
攻守両面にわたり、そのパフォーマンスが冴え渡っていたチアゴだけに、CL決勝でその姿を見られないのは実に残念ですが、残ったメンバーで栄冠を勝ち取るしかありません。
チアゴが欠場となれば、やはりファビーニョの復帰に大きな期待がかかります。
ファビーニョが入れば、レアル・マドリードのカウンター制御に必ず役立つと思うのです。
リバプールの負傷者関連でいえば、ウルブス戦でメンバー外となったディボック・オリギもCL決勝は難しそうです。
大舞台に強い選手だけに、ディボック・オリギ不在は寂しいですが、フォワードという意味なら、リバプールには多くの優れたタレントがいます。
勝ちきりたいですね!
レアル・マドリードですが、奇策に出ない限り、まず守備をしっかりと構築し、カウンターを狙って来ると思います。
リバプールとすれば、両サイドバックが上がった背後に気をつけたいですね。
あとはやはりファビーニョに期待です。
CL決勝では、誰もがキーマンですが、私なりにあえて数人をあげれば、ファン・ダイク、ファビーニョ、そしてモハメド・サラー。
彼等が最高のパフォーマンスを見せてくれたとき、リバプールはより勝利に近づくことになりそうです。