シーズンも終盤に差し掛かり、今後は益々移籍関係の話が多くなってくることでしょう。
多々、噂があがるのはリバプールも例外ではなく、実際様々な補強候補の名前があがっています。
ただ、裏を返せば、新戦力を獲得するということは、誰かを放出するということにもなります。
今のリバプールにあって、実に微妙な立場にある一人が、センターバックのチアゴ・イロリであると言っていいでしょう。
そんなイロリについて、この夏にはリーガのデポルティーボ行きで話が進んでいるという説があります。
これは、デポルティーボのスカウティング部門の関係者が明かしているもののようで、デポルティーボはイロリ獲得へ向けて、リバプールと接触をしているとも。
ただ、完全移籍ではなく、ローンという可能性もあるように、私は受けとめました。
プレイヤーにとっては、出場機会があることこそ幸せですが、仮にローンだとすると、イロリはどうもリバプールに安住できませんね。
イロリも以前、「ぼくはリバプールのためにプレイしたいからサインをしたんだ」という発言をしていましたが、イロリ自身とすれば、年齢的にも、そろそろ居場所をしっかり定めたいところでしょう。
ただ、イロリがほしい!と言ってくるクラブがあることをポジティブに捉え、一皮むけたイロリの姿を見せてほしいですね。
まだ、イロリの処遇が決まったわけではありませんが、現状を見る限り、来シーズンもリバプールへ残ったとしても、まず出場機会は、ほとんどまわってこないと考えたほうがよさそうです。
リバプールとしても、イロリの将来をよくよく考えて、ベターな道を探してあげてほしいところです。