新しい戦力、仲間がやって来ることは楽しみだし、活気も出るものだと思います。
一方、この時期は別れの季節でもあります。
リバプールも、まだ数人の放出があると言われていますが、メディア筋の情報を見る限り、チアゴ・イロリがリバプールを離れる可能性が高まってきたようです。
昨日あたりから、既にいくつかのメディアで、チアゴ・イロリはオリピアコス行きが濃厚だという記事が報じられていましたが、エコーにもその情報が掲載されました。
ただ、エコーの場合は、オリンピアコス以外にもチアゴ・イロリには引き合いが来ているという説を唱えています。
ここではエコーの記事に基づいた情報を書きますと、まず次にリバプールを去ることになるプレイヤーはチアゴ・イロリになるだろうと書かれています。
行き先としては、オリンピアコス、グラナダ、フランクフルトの名前をエコーはあげています。
チアゴ・イロリがリバプールへやって来たのは2013年のことでしたが、出場機会に恵まれることなく、リバプール加入以来は、そのキャリアのほとんどをローンプレイヤーとして過ごしてきました。
私なりに、チアゴ・イロリにとって厳しい時期になったと感じるのは、アストン・ヴィラへローンで出たシーズンのことです。
同じプレミアリーグということで、ここで活躍できれば評価も間違いなく上がったと思うのですが、いかんせんアストン・ヴィラでも、ほとんど起用してもらえませんでした。
チアゴ・イロリは、年齢的にはまだ23歳です。
センターバックとしては、これから沢山の時間が残っていると言ってもいいと思います。
現在のリバプールは、センターバックについては、デヤン・ロブレン、ラグナル・クラヴァン、ジョエル・マティプの3人でまわしており、サブ的な存在として、プレシーズンマッチでは、アンドレ・ウィズダムを起用してきました。
さらに、怪我が回復すれば、そこにママドゥ・サコーとジョー・ゴメスが人数的に更に加わることとなります。
この状況を見ると、やはり放出になる線が濃厚と捉えるべきでしょうか。
プレイヤーにとっては、ピッチに立ってこそ!だし、チアゴ・イロリが認められ、存分に活躍できる場所であれば、そのときは暖かく送り出してあげたいとも思います。
移籍市場が開いている時間も徐々に短くなってきたし、チアゴ・イロリがどうなるか?は、しばし様子を見てみたいと思います。