今シーズンを通じて、ずっと話題になってきたリバプールの新ゴールキーパー獲得話ですが、ここへ来て英国の多くのメディアが、ティモ・ホルンで決まりそうだという論調の記事をあげています。
ティモ・ホルンも、かねてからリバプールの補強候補の一人として、常に名前のあがっていた一人ですが、噂という域からより現実的な話になってきたと捉えられているようです。
ティモ・ホルンは、ケルンの生え抜きであり、1993年5月12日生まれの若手ゴールキーパーです。
ただ、若手といっても、ケルンでのレギュラーポジションを確立しており、今シーズンもブンデスリーガにおいて、すべての試合に出場しています。
まず、ユルゲン・クロップが、シモン・ミニョレの代わりとしてティモ・ホルンを欲しがっているという説が報じられています。
また、移籍金的にも、従来から言われてきたとおり、£7mでの獲得が可能だとされています。
この£7mという金額には、どうも根拠があるようで、ドイツのジャーナリストによれば、ティモ・ホルンの契約には、£7mのオファーがあれば、移籍をすることができるという条項が含まれているそうです。
ティモ・ホルンとしては、心はケルンにあるとしつつも、今後の将来について、クラブと話し合う必要があると語っています。
ティモ・ホルンが語っている内容の概要は、次のようなものです。
「ぼくには、2019年までケルンとの契約があるし、ぼくの心はケルンにあるよ」
「今後のことについては、監督やゴールキーパー・トレーナーと話し合いをしなければならないと思う」
「その上で、これからがどうなるかだね」
なお、ユルゲン・クロップは、ずっとティモ・ホルンに興味を抱いており、頻繁にスカウトを視察に送り込んできたとも。
この話については、ハマンのお兄さんが、「ケルンの試合はすべて観ている」と言っていたことと付合します。
ユルゲン・クロップ体制になってから、リバプールはマルコ・グルイッチ、ジョエル・マティプを獲得していますが、3人目の補強は、ケルンのティモ・ホルンになるのでしょうか。
ゴールキーパーといえば、バルセロナのテア・シュテーゲンの名前も取り沙汰されていましたが、金額面でもかなり高額だし、交渉も難航が予想されます。
ただ、ユルゲン・クロップが、ティモ・ホルンを評価し、ほしがっているならば、実現性の意味でも、しっかり交渉を進めてくれればいい。
私としては、そう思っています。