今シーズンにあっては、何かと批判の対象となることが多かったファビーニョですが、これはチーム状態と比例していたように私は考えております。
ファビーニョ本来のパフォーマンスではなかったことについては、ユルゲン・クロップ監督も認めていたわけですが、ウルブス戦でのファビーニョのパフォーマンスには、非常に満足をしているそうです。
これからトップ4のポジションを狙うにあたり、ユルゲン・クロップ監督は、ファビーニョの復調を歓び、とてもハッピーだ!と語っていました。
ファビーニョの復調をユルゲン・クロップ監督が歓んでいることは、Dailymailをはじめ、複数以上のメディアが報じています。
ユルゲン・クロップ監督の目には、ウルブス戦で見せたファビーニョのパフォーマンスが、本当に良いものとして映ったようですね。
リバプールが、多くのタイトルにチャレンジしていたシーズンでは、ファビーニョはある意味必要不可欠な存在でした。
しかし、今シーズンは苦しむことが多く、一時期はステファン・バイチェティッチが起用され、ファビーニョがベンチスタートになっていましたね。
脱線しますが、ファビーニョが復調しても、ステファン・バイチェティッチはインサイドハーフでやれること。
これは、凄いことだと私は常々思っておりました。
ところでファビーニョのことに話を戻すと、ユルゲン・クロップ監督は "the hoover"としての役割を果たしてほしいとも語っていたところです。
私なりに、 "the hoover"というのは、どういうことを言っているのか?と思ったのですが、中盤における掃除役という趣旨でしょうか。
かつてリバプールには、ファビーニョと同じブラジル人のルーカス・レイバが在籍していました。
ルーカス・レイバも中盤での掃除人でしたね。
一時期は、その表情にも影が刺しているように見えたファビーニョですが、パフォーマンスが向上するに連れて、本来の顔になって来たように私は感じています。
ステファン・バイチェティッチという素晴らしい若者が出て来たことを奮起の材料とし、ベテランの味を発揮してほしいと思います。
多くの試合を経験し、ビッグタイトルを掲げた経験をもつ人ですから、リバプールにとって重要なタレントであることは間違いないですね。
ユルゲン・クロップ監督にとっては、ファビーニョの復調が余程嬉しい出来事だったようです。