プレミアリーグも、いよいよ最終戦が近づいてきました。
既にチャンピオンは決定しており、降格争いも決着がついたことから、最も注目されるのはトップ４の座を巡るバトルだと言っていいでしょう。
プレミアリーグの場合は、４位と５位では雲泥の差があるため、緊張感あふれる最終日となりそうです。
現時点では、３位、４位の最終順位が決まっておらず、リバプール、マンチェスター・シティさらにはアーセナルの３チームが数字的には可能性を残した形となっています。
この３チームは、既に３７試合を共に終えていますので、現在持っている勝ち点をまとめておきたいと思います。
（プレミアリーグ第３７節終了時点における勝ち点）
■３位 マンチェスター・シティ ７５（得失点差＋３６）
■４位 リバプール ７３（得失点差＋３３）
■５位 アーセナル ７２（得失点差＋３１）
リバプールとすれば、ミドルズブラ戦に勝利すれば、他の試合結果に関係なく４位は確保することができます。
仮に、マンチェスター・シティが最終戦で敗れることがあれば３位の可能性も残っている状態。
リバプールが勝利し、シティがドローで終わった場合には、得失点差の争いになりますが、最終戦は同時刻にキックオフとなるため、リバプールとしては、とにかく着実に勝ち点３を取ることに集中すべきかもしれません。
その中で、もし早い段階でリードを奪えれば、大量得点を狙いにいけばよいという戦い方になることでしょう。
一方、数字的にはアーセナルが一歩不利な状況で、自力でのトップ４はなく、現実問題で言えば、リバプールの結果如何ということになります。
なお、上記３チームの最終戦における対戦相手は、次のとおりです。
リバプール：対ミドルズブラ（ホーム）
マンチェスター・シティ：対ワトフォード（アウェイ）
アーセナル：対エバートン（ホーム）
くしくも、大注目の３試合に、リバプール勢が２チーム関与することになりました。
重ねてになりますが、リバプールとしては、自分達の試合で勝利すれば、最低限４位は確保できます。
チャンピオンズリーグ出場権は絶対に欲しいところだし、別の意味で、万が一ヨーロッパリーグへとまわることになってしまうと、来シーズンの日程が厳しく、非常に辛い状況となります。
文字通り必勝！ですね。