時は流れ、常に物事は変化し、ひとつところに留まることはない。
それでも、確かにあった事実というものが存在しますね。
10年前の今日、エルニーニョ(神の子)と呼ばれた青年がアンフィールドへやって来ました。
あの夏の日。
私は、大きな期待に、胸を躍らせていました。
フェルナンド・トーレス。
華あるストライカーだったと思います。
今日、この日にあたり、Liverpoolfc.comでは、スティーブン・ジェラードのコメントも掲載しており、フェルナンド・トーレスをリバプールへと連れて来たことは、素晴らしいことだったという趣旨の発言を紹介しています。
ルイス・スアレスと共に名前をあげ、ワールドクラス!としています。
フェルナンド・トーレスがリバプールに在籍をしたのは、2007年~2011年の1月まで。
その間、公式戦に142試合出場し、81ゴールを決めています。
スティーブン・ジェラードとは、まさにパートナーシップと言っていい関係性を築いており、チームメイト達は皆、何とかしてフェルナンド・トーレスへ良いボールを渡し、ゴールを決めさせようという意識が高かったのも事実だと思います。
その期待に、フェルナンド・トーレスもゴールという結果でこたえた。
突然、チェルシーへの電撃移籍が報じれた時には、正直に言って、かなりのショックを受けましたが、スティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガーを中心としたチャリティーマッチにも参加し、コップとの再会も果たせたことは、よかったと思います。
いろいろな思いが交叉しますが、リバプールの一時代を築いた魅力的なストライカーだったことは、確かなことだと、私は思っています。
あの時のリバプールというチームは、魅力的なフットボールをしていたし、特にレアル・マドリードに大勝した試合などは、忘れ難い思い出です。
若手の指導にあたるスティーブン・ジェラードも、いつかはフェルナンド・トーレスやルイス・スアレスのようなストライカーを輩出したい!と、思っているでしょうね。