先ほど、プレミアリーグ第22節、トッテナム対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-1のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
危ないシーンを招いた場面もありましたが、アウェイでのトッテナム戦で主導権を握り、決めるべき人が決めた。
そんな試合だったように思います。
決勝ゴールとなったのは、37分にロベルト・フィルミーノが決めたもの。
スローインが起点となったプレイであり、押し上げたジョーダン・ヘンダーソンがヘッドでモハメド・サラーへ繋ぎ、モーからボビーへ。
ボールを引き取ったボビーは、鮮やかなタッチで左足のシュートへ持ち込み、綺麗に相手ゴールネットを揺らしています。
私は、試合前のこと、特に期待したいプレイヤーとしてボビーの名前をあげましたが、もしゴールを決めたならば、きっとやってくれるであろうパフォーマンスを密かに待っていました。
眼帯セレブレーション。
これは、トッテナムとやる時ならば、ボビーはきっとやるだろうと思っていたので、それを現実のもににしてしまうスキルは、やはり素晴らしいプレイヤーですね。
思わず、うまい、うま過ぎる!と、独り言を呟きそうになりました。
ポゼッション面で、リバプールが上回り、冒頭で書いたように、危険なシーンもありましたが、一方リバプールにも決定機が訪れていました。
失点をしないという結果を出すことが、後々生きてくると思うし、もし今日の試合で不足していたものがあるならば、次の試合へ向けて改善してほしいですね。
あえてあげれば、試合終盤に、自陣でボールをロストするシーンが出てしまったことでしょうか。
また、私は影のヒーローとしてアリソンの名前をあげておきたいと思います。
簡単そうにキャッチしていますが、アリソンは実に安定していた。
普通のゴールキーパーならば、キャッチ出来ないようなボールを当たり前のように受けとめてしまうスキルはさすがです。
ひとつ、リバプールの特徴として書いておきたいのは、リバプールはどうしても攻撃が注目されると思うのですが、相手ボールになったときにおける戻りの速さ。
それは今日も健在でした。
攻守の切り替え、その速さという点では、スピードが人気のプレミアリーグでも断トツのナンバー1ではないでしょうか。
さらに言えば、特にファーストハーフで顕著でしたが、リバプールは後方からのロングフィードを効果的に使っていましたね。
あの長くて正確なボールを蹴られると、守備をする側とすれば混乱を来すことでしょう。
まずは目の前の試合に集中し、勝ち点3を取る。
それが今のリバプールにとって重要なこと。
ミッションを果たしましたね。
なお、リバプールですが、今日の試合において、3人の交代枠を使っています。
■61分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → アダム・ララーナ
■81分:サディオ・マネ → ディボック・オリギ
■90+1分:モハメド・サラー → シェルダン・シャキリ
先日は、負傷から帰って来たアレックス・オックスレイド=チェンバレンが復帰戦に出場し、今日もまたスタメン。
今日のトッテナム戦では、シェルダン・シャキリがピッチに立ちました。
少しずつ、負傷者が帰って来れば、また戦力を増強させることが出来る。
来週には、ファビーニョもフルトレーニングが出来ると聞いていますので、しっかりと勝ち点マックスを稼いで行きたいですね。
勝つということを知ったリバプール。
改善すべき点をすぐに改善し、継続して行くこと。
一歩、一歩の積み重ねが、やがて大きな花を咲かせることでしょう。