リバプールの地元っ子であるトレント・アレクサンダー=アーノルド。
昨シーズンから特に重用されるようになり、右サイドバックとしてイングランド代表にも選出されるようになりましたね。
将来的には、ミッドフィールダーになるのではないかとも言われているトレント・アレクサンダー=アーノルドですが、今のポジションで幸せだと語っているそうです。
トレントがアカデミー登録だった時期には、ミッドフィールダー扱いだったと思うし、現地では将来的にはミッドフィールダーだろうという声が多いことも、よく耳にします。
しかし、トレントにとっては、もしキャリアを右サイドバックで終えたとしてもハッピーだということのようです。
勿論、他のポジションであってもプレイできることに歓びを感じると。
監督に望まれ、クラブのために働けることが一番だという趣旨の発言となっております。
これは、トレントがESPNへ向けて語ったことであり、この場では、その一部で恐縮ですが、私なりに骨子をまとめてみたいと思います。
(Trent Alexander-Arnold)
このポジションを楽しんでいるし、どこであってもプレイをすることが大好きなんだ。
それが、ぼくのポジションだしね。
もし、ぼくのキャリアを通じて、そこでプレイをするになったときには、それでぼくはハッピーさ。
そのことに、ぼくが集中をする必要はないんだ。
監督が送り出してくれたことに、可能な限り出来るだけのことをすること、トライし、プレイをすることだよね。
どこでプレイをしようとも、ぼくにとっては重要なことではないんだ。
監督がハッピーでいてくれて、ぼくをピッチに送り出してくれればね。
ぼくにとって、真に意味のあることは、クラブのためにプレイをするということさ!
トレントは、まだ若いし、この先どんな起用法をされるかは、まだ固定されていないと思います。
しかし、トレントの胸中には、監督がピッチに送り出してくれること、クラブのためにベストを尽くすことこそが重要だという気持ちがあるようです。
ついこの間まで、少年のような面影のあったトレントですが、すっかり逞しくなりましたね。
また、トレントが、こういった発言をするということに、私はユルゲン・クロップ監督の存在を感じます。
プレイヤーのハートを掴んでいるのだろうと。
トレントにとっても、若い時期に名監督と出会えたことは幸せなことではないでしょうか。
心から、益々の飛躍を期待したいと思います。