移籍関係

リバプールを去るトレント・アレクサンダー=アーノルド

Trent Alexander-Arnold

その時から少しばかり時間が経ちました。
チームの副キャプテンであり主力を務めるトレント・アレクサンダー=アーノルドが、この夏にリバプールを去ることをクラブに伝達。
LFCがオフィシャルで公にしましたね。

突然の話ならば、もっと驚いたと思うのですが、そうなるのだろうなという気持ちがなかったといえば嘘になり、その点では比較的冷静に私は受け止めています。

私の場合には、ものを書く際に緻密な構成を練る方ではなく、指が勝手に動くタイプです。
ただ、トレント・アレクサンダー=アーノルドが事実上リバプールを去ることになった件では、すらすらと何かを書くことができませんでした。

あえて言えば、「特に言っておきたいことはない」という思いに行き着きます。

LFCがオフィシャルで伝えている内容を見ると、そこにはアレクサンダー=アーノルドの言葉も紹介されています。

まず最初に言いたいのは、この決断は簡単なものではなく、たくさん考え、たくさん悩んだ末の決断だということだ。
僕は20年間このクラブにいて、毎分毎秒を愛してきた。
ここで自分の夢をすべて叶えることができて、望んでいたものはすべて達成できたと思っているよ。
20年間、毎日すべてを捧げてきて、今、自分自身にとっても選手としても、新しい変化や新たな挑戦が必要だと感じている。
それを実行するには今が最適なタイミングだと思うんだ。

また、アレクサンダー=アーノルドは次のようなことも述べています。

伝えたいことはたくさんあるけど、一番は心からの感謝だよ。
皆さんは僕のキャリアの最初からずっとそばにいてくれて、支えてくれて、見守ってくれたね。
皆さんからのサポート、愛情、すべて感じていたよ。
僕の中で決して当たり前ではなかったし、そのすべての瞬間を心から楽しんできたしね。
僕がクラブにすべてを捧げてきたこと、それが伝わっていたら嬉しいよ。

今はただ、これからもチームが勝ち続けてくれることを願っているし、この(退団の)話題が、今季成し遂げた成果の価値を損なうことのないようにと願っている。
今シーズンは本当に素晴らしかった。
その一員でいられたことは光栄だったし、みんながこのニュースにあまり長く引きずられることなく、残りの仲間たちが成し遂げたことを祝ってくれたら嬉しいよ。

ざっくり言えば別れの挨拶ですね。
アレクサンダー=アーノルドは、ここで成し遂げられるすべてをやり遂げたと言っていますが、まだ残っているように私は思います。
ヨーロッパの舞台でレアル・マドリードを倒すことです。
まあ、今シーズンのリーグフェーズではやっつけましたが、しっかりノックアウトラウンドで対戦したいですね。

残念ではありますが、ただひとつ言えることは、アレクサンダー=アーノルドが行くであろうと見られているのはスペインの白い巨人。
それは、リバプールが倒さなければならない敵だということです。

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