リバプールがウェストハムを相手に逆転勝利を飾ったプレミアリーグ第27節。
この日、ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチには、トレント・アレクサンダー=アーノルドが選出されました。
おめでとうトレント!
トレント・アレクサンダー=アーノルドは、リバプールが決めた3ゴールのうち2アシストを記録しています。
トレントがアシストを演じたのは、先制点となったジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴール。
さらに、決勝ゴールとなったサディオ・マネへのアシストでした。
いずれも、難しい体勢からクロスへ持って行ったもので、トレントの粘りを実感したシーンでありました。
躯に無理が効いているところを見ると、コンディションも良いのでしょう。
普通ならば、仮に折り返せたとしても、ゴール前には持っていけない場合が多いような難しいクロスでした。
リバプールのもう1点、モハメド・サラーのゴールは、アンディ・ロバートソンがアシストをしており、これで両サイドバックが、すべての得点に絡んだことになります。
両サイドバックがウィングの位置まで高くあがり、ラストパスを出す。
いまや、リバプールのお家芸ですね。
ファン投票の結果を見ると、トレントは、実に全体の62パーセントにあたる支持を得ています。
スカウサーがリバプールに勝利を呼び込んだ。
そう言ってもいいでしょう。
このマン・オブ・ザ・マッチの投票ですが、トレントが抜群の支持を受けていますが、注目すべきは、2番目に票を集めたのが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンだということだと、私は思います。
途中交代で、ピッチにいた時間は長くありませんでしたが、明らかにチームに活気を与え、リズムを加えたと思います。
それでも、一人を選ぶとすれば、やはりトレント・アレクサンダー=アーノルドになるのでしょう。
サイドバックが、ここまでゴールに絡んでくれると、チームとしては助かりますね。
いつも書くことですが、それを可能にしている裏には、ミッドフィールダーの献身的なカバーリングがある。
決して簡単な試合ではなかった。
それでもリバプールは勝ち点3を取った。
一試合ずつ勝ち点を積み重ねることで、悲願のタイトルが着実に近づいて来ます。
また、次の試合へ向けて集中!ですね。
ウェストハム戦では、課題があったことも確かだし、そのへんはしっかりと修正して行きたいところです。
セットプレイへの対応、カウンターへの対処。
ぜひ、今一度見直して、より強いチームになってほしいと思います。
重ねて、マン・オブ・ザ・マッチに輝いたトレントに、おめでとう!と、言いたいですね。