リオ・ファーディナンドといえば、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであり、リバプールにとっては宿敵ではあります。
現在は、BT Sportでコメンテーターなどをしていますが、ユナイテッドの補強方針について一言もの申したかったようです。
結論から書けば、ユナイテッドは補強の仕方でリバプールを見習え!と。
これは、前述したBT Sportでファーディナンドが語ったもので、エコーも記事にしています。
その言葉を要約すると、先に書いたとおりですが、同氏によれば、サンチョを獲るとか言っている場合ではないという気持ちがあるようです。
「デ・ヘアの前に問題があるのは明らかだ」とし、それは昨日、今日始まった話ではないとも指摘しています。
ファーディナンドの場合は、イングランドを代表するセンターバックでしたから、余計に気になる部分もあるとは思います。
ユナイテッドに比べて、リバプールはとてもいい補強をし、彼等がベストなチームであることを見てほしいと同氏は言います。
ファーディナンドは、リバプールに対して、「ゴールキーパーの問題?アリソン、大きなサインだ!センターバックの問題?ファン・ダイクがいる。実に大きな契約だよ。彼等はそれをやったんだ」という趣旨の発言をしています。
ユナイテッドについては、前線で大きなお金を使うよりも、最終ラインをしっかりしろ。
そう言いたいようです。
ユナイテッドが、ファーディナンドの忠告を誠実に実行するのか?
それは分かりません。
ただ、従ってくれない方が、何かと好都合には思えます。
たしかに、ファン・ダイクとアリソンの獲得は、リバプールにとって非常に大きかった。
獲得間近と言われても獲れず、それでも待ち、狙い続け、連れて来た。
このピンポイントの補強が、リバプールをタイトルの獲れるチームへと進化させたのですね。