土曜日に開催されたプレミアリーグ第14節において、2-1での勝利を飾ったリバプール。
勝利を呼んだ2ゴールを決めたのは、いずれもファン・ダイクでした。
ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチには、圧倒的な支持を得て、ファン・ダイクが選出されています。
おめでとう!
この授賞は、誰もが納得するものではないでしょうか。
ファン投票の結果では、ファン・ダイクは、実に85パーセントに当たる支持を得ています。
ファン・ダイクが決めたゴールは、いずれもトレント・アレクサンダー=アーノルドのアシストによるもので、ヘッドで決めきったものです。
競り合いの中でも正確にコントロールしたヘッドが出来ることがファン・ダイクの特徴のひとつであり、今回はそのスキルがシュートに活かされたということですね。
また、ファン・ダイクが素晴らしかったのは、ゴールを決めたことに留まりません。
最終ラインからの正確且つ美しいロングフィードも冴えており、特にファーストハーフでは、一気に前線へと展開するスキルが存分に発揮されました。
体格に恵まれ、確かな技術をもち、攻守にわたり貢献できるプレイヤーは、そういるものではありません。
しかも、ファン・ダイクの場合には、リーダーの資質を備えており、キャプテンシーに溢れているわけで、チームの精神的支柱としても、リバプールにとって大きな存在となっています。
リバプールが誇る4番。
オランダのキャプテン。
ファン・ダイクの益々の活躍を祈って。
スケールの違いを見せつけた試合でした。