スコアレスドローに終わったマージーサイド・ダービーですが、激しい試合になったものの、この試合で一人異次元ともいえる存在感を示していたプレイヤーがいました。
ビルヒル・ファン・ダイク。
いまやリバプールが誇るセンターバックとしてチームの中心になっているファン・ダイクですが、あの厳しいジェイミー・キャラガーも惜しみない賞讃を送っています。
マージーサイド・ダービーでのパフォーマンスを見たジェイミー・キャラガーは、PFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤーには、ファン・ダイクがなるべきだ!とさえ語っています。
これは、ジェイミー・キャラガーがSky Sportsで語ったもので、ファン・ダイクは少年達の中に混じって一人大人がプレイしていたようなものだ・・・というような表現さえ使っています。
その上で、ジェイミー・キャラガーは、もしファン・ダイクがいなかったら、エバートンが勝っていただろうとも。
Jamie Carragher
実際私は、彼がPFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤーであるべきだと思うよ。
まだ、ちょっと早いかもしれないけどね。(その話をするには)
今日、もし彼がプレイをしていなかったら、エバートンが勝っていたと私は思う。
彼はまるで、少年達の試合に出ているかのようだったよ。
ヨーロッパでの多くのベストプレイヤー達と彼はプレイをしているが、彼はいとも簡単にこなしているよ。
昨日、結果と感想を急ぎ書いていたとき、私もファン・ダイクの凄さについて書かせていただきましたが、もう存在感の大きさはスケールが違いますね。
守備でも、フィードでも、あるいはゴールを狙う場面でも。
ファン・ダイクがいなければエバートンが勝っていた。
ジェイミー・キャラガーが言っていることは、正しいように私も思います。
であれば、拾った1ポイントだと考えて、少しポジティブに捉えてみたいですね。
ファン・ダイクを孤軍奮闘状態にしないためにも、中盤、前線のプレイヤー達も、もう一段ギアを上げたいところです。
それにしても、いつも辛口のコメントをするジェイミー・キャラガーに、ここまで言わせるファン・ダイクとは。