ロシア・ワールドカップ出場を逃し、新たな挑戦に乗り出したオランダですが、復活の狼煙をあげたと表現してよさそうです。
UEFAネーションズリーグでは、フランス、ドイツと同組となり、非常に厳しいグループでしたが、見事オランダが1位抜けを果たし、決勝トーナメント進出を決めています。
この立役者となったのは、キャプテンのビルヒル・ファン・ダイクでした。
ドイツ対オランダ戦は、ドイツが先制をし、優勢に試合を進めます。
開始9分にはヴェルナーがゴール。
続けて、19分にはザネが追加点を奪っています。
この時点で、オランダは相当な苦境に立ちましたが、決して諦めないスピリットを見せてくれました。
ドラマの序章は、85分から起こります。
まず、オランダは、85分にプロメスが、1点差に迫るゴールを決めます。
しかし、オランダには時間がない。
そんな中、90+1分に、ファン・ダイクが劇的なゴール!
右サイドからのクロスをデ・ヨングがヘッドで流し、そのボールをファン・ダイクがボレーで蹴り込んでいます。
オランダは、勝ち点上では7ポイントでフランスと並んだものの、得失点差で上回り、決勝トーナメント進出となりました。
ここぞ!というギリギリの場面で決めきるキャプテン。
まさに、頼もしい限り。
ファン・ダイクのキャプテンシーが光りましたね。
ファン・ダイク、そしてジニに、おめでとう!と、言いたいと思います。