ビルヒル・ファン・ダイクがリバプールへ行きたい!という気持ちを持っているのは、ほぼ確実なようです。
ただ、所属するサウサンプトンは放出はしないというスタンスを崩していません。
さて、Guardianが報じるところによれば、現在ファン・ダイクは、チームメイトとのトレーニングを許されておらず、一人きりで行動をしているようです。
同誌によれば、ファン・ダイクが、マウリシオ・ペジェグリーノ監督へ「移籍させてほしい」旨の申し出を行い、その経緯の中で、監督がくだした判断だとか・・・。
やり取りの機微は分かりませんが、監督がそこまでの処置をするからには、ファン・ダイクはかなり強く願い出た可能性も考えられますね。
そういえば、リバプールでもかつてルイス・スアレスが、単独でトレーニングをするという状況になった時期がありました。
内部の人、当事者にしか分からない事情はあるかと思いますが、このままファン・ダイクをサウサンプトンに引き留めて、メンタルが充実するか?という問題はあるかと愚考します。
ルイス・スアレスのケースでは、ファン・ダイクと絶対的に違う状況がありました。
それは、当時のリバプールには、キャプテンとしてスティーブン・ジェラードがいたこと。
スティーブン・ジェラードは、よくルイス・スアレスの気持ちを理解し、心を込めて説得したと聞いています。
ルイス・スアレス自身、あの時のことを思い出すたびに、スティービーへの感謝を語ってきました。
さて、サウサンプトンに、それだけのカリスマ、影響力をもったチームメイトがいるのか。
まだまだ、夏の物語は続きそうです。