Wataru Endo
日本人選手としてリバプール2人目となった遠藤航。
今シーズンは、クローザーの役割が増えていますが、センターバックとして起用されることもあり、ある意味チームのお守りのような存在になっています。
昨シーズンを思い出すと、遠藤はユルゲン・クロップ監督のもとで重用されており、プレミアリーグでリバプールが3位となり、チャンピオンズリーグに戻ることにも貢献しました。
その遠藤ですが、プレミアリーグに適応できたのは、リバプールでのトレーニングによるところが大きいという趣旨の発言をしています。
日々、プレミアリーグでやるようにトレーニングにも臨んだと。
遠藤の言葉は講談社がリリースしたそうで、LFCもオフィシャルで伝えています。
Wataru Endo
プレミアリーグは、とてもハードだよ。
適応するまでに少し時間がかかったけど、ここリバプールでプレーしているから、トレーニングでもとても強度が高いんだ。
私たちにはクオリティーの高い選手がたくさんいるしね。
プレミアリーグに適応できたのも私にとっては良いことだと思っているよ。
私たちは毎日プレミアリーグでプレーしているかのようにトレーニングしているんだ。
そのことが私達、さらには自分自身を強くしたと思うね。
守備面ではボールを奪い返し、中盤では良い組織を作ることが重要だと思う。
それが私のスタイルだと思うしね。
私が常に心がけていることは、チームを最大限に活かすようにすることだよ。
チームメイトがより良いプレーをできるように常に助けになれるようにしている。
それが私の長所でもあると思うしね。
もし私が6番としてプレイするなら、もちろん汚れ仕事もやらなければいけないね！
ディフェンダーと良い連携を取る必要があるし、チームメイトを助けることも必要になって来るんだ。
トッププレイヤーになりたいならば、守備も攻撃も両方できなければいけないよ。
少なくとも守備はしっかりしなければいけないね。
常に違いを生み出そうとしているし、ごくシンプルにプレイするようにしているんだ。
もっとクリエイティブになれると思ってはいないけど、シンプルにプレイし、前線でプレイし、サイドチェンジをするようにしているよ。
トッププレイヤーになりたいのなら。
このくだりは、日本の子ども達にも聞いてほしいですね。
遠藤を見て、憧れて、やがてその後を追うことを夢見るようになる。
その少年が、リバプールでやりたい！と思ってくれれば嬉しいことです。
シュトゥットガルトではキャプテンも務めていた遠藤。
これは凄いことだと思うのです。
その遠藤は、ゲームキャプテンとはいえ、リバプールのアームバンドを巻いた。
一昔前なら考えられないことです。