リバプールの補強ターゲット、その1人だとの噂が飛び交っているのが、ワトフォード所属のイスマイラ・サール(セネガル)。
イスマイラ・サールといえば、プレミアリーグでリバプールから2ゴールを奪った男として、レッズファンの脳裏に焼き付いている選手ですね。
ヨーロッパ中のクラブが目をつけているとされるイスマイラ・サール獲得レースをリードしているのはリバプールだという報道もあるようです。
これは、Evening Standardが記事にしていることで、多くのクラブが関心を示す中、リバプールがトップランナーの位置にいると。
そこで同誌は、ワトフォードが設定した移籍金についても触れています。
ワトフォードは、イスマイラ・サールに£40mの値をつけており、それを下回るオファーは受け付けない構えだと。
ご存知のとおり、ワトフォードはプレミアリーグ降格が決まっており、それを考えると、留めておくのは非常に難しいと思うのですが、強気に出ているということでしょうか。
イスマイラ・サールの件については、Mirrorも報じており、£40mという金額であるならば、リバプールは撤退する可能性があるとの見解を示しています。
今年の夏は、補強面が厳しいとは言われているレッズですが、収支の算段をどうつけるかは、冷静に見て行く必要がありそうですね。
移籍金の額も大切ですが、私がちょっと気になっているのは、イスマイラ・サールがセネガルの選手であるということです。
アフリカネーションズカップで、セネガル代表に招集された場合、年明けにはサディオ・マネ、モハメド・サラーと共にチームを離れることになってしまいます。
それを考えると、多少の不安は禁じ得ません。
もし、本当にリバプールが狙っているならば、上記の事情を鑑みても是非ともほしいタレントだということになりそうです。
彼の実力は、実際に戦い、痛い目にあったリバプールの関係者がよく知っています。
今年の移籍市場については、デッドラインデーが例年よりも先になっており、放出があるのならば、そこでの収支によって検討するという線もあるのか。
ただ、交渉事は、タイミングが重要だし、いずれにしてもリバプールの動きを注視するしかありませんね。