今回は、ちょっと背番号のことに触れてみたいと思います。
現代は、選手一人ひとりが自分の番号を持っており、それは固定番号制と表現してもよいでしょう。
古い時代を思い出してみると、試合ごとに背番号が変わることが通常のやり方でした。
固定番号制となり、誰が何番かが決まって来ると、ファンは贔屓の選手が着ているユニフォームを買おうとする。
そういった意味では、収入源のひとつになっていると言っていいと思います。
昔の話で恐縮ですが、背番号は試合によって割り当てられ、その番号はポジションによって決められていたのが通常です。
一番分かりやすいのは、ゴールキーパーの1番であったり、センターフォワードの9番ですね。
さて、背番号のことについて、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが語ったそうです。
これは、Instagramのライブ・セッションで明かされたことだそうで、エコーも取り上げています。
ジニの番号は、ご存知のとおり5番。
私の少年時代でいえば、5番といえばベッケンバウアーのイメージが強く残っています。
イングランドでも一般的に5番といえば、センターバックが使う番号として受け継がれてきました。
ジニは、元来アタッキング・ミッドフィールダーであり、ポジションで言えば5番とは違いますね。
ただ、ジニ本人は、5番をとても気に入っているそうです。
5番は、ぼくにとって常に特別な番号だよ。
ぼくが若かった頃から、とてもラッキーなナンバーだったんだ。
それに、ぼくのお気に入りのジネディーヌ・ジダンが、5番をつけていたからね。
ジニですが、フェイエノールト時代は25番、PSV時代は10番を着用していました。
5番が大好きだったジニは、リバプールへやって来て、その番号を手に入れることが出来たのですね。
リバプールでのジニは、攻撃面でも貢献をしていますが、時にアンカーもこなすなど、ディフェンス面でも汗をかいてくれます。
本人が言っていましたが、ユルゲン・クロップ監督の指導により、オールラウンダーになったジニ。
中盤の広いエリアをカバーするスタミナと献身性。
年齢を考えても、幅広いプレイスタイルを身につけておくことは、必ず今後のプラスになることでしょう。
今シーズンのリバプールは、接戦をものにして来た試合が多いわけですが、やはりジニの貢献度は高かった。
私は、そう思っています。
リバプールの5番については、あとは契約更新のニュースを待つばかりです。
まだまだ第一線で活躍をしてほしいですね。
がんばれ!ジニ!