若き日をリバプールで過ごし、昨年の夏、念願の古巣帰りを果たしたリッキー・ランバート。
伝統のNo.9を背負ったことは、まさに夢の実現だったことでしょう。
そんなランバートですが、昨シーズンは、コンスタントに出場すること叶わず、起用されたときも、試合終了間際などといったシーンが多かった印象があります。
ランバートのようなタイプは、おそらく、長い時間ピッチにいて、仕事をするのだと思うし、そういった意味では、気の毒だったように感じます。
ところで、ランバートに対して、ウェストブロムが関心を示しているという報道が出てくるようになりました。
エコーなどが報じています。
リバプールへやって来る前、サウサンプトン時代を思えば、決して若くはない年齢で、イングランド代表にも選出されるなど、ランバートにとっては、一花咲かせる季節に思えたことでしょう。
そういった意味では、リバプールに来たことが、逆に彼を苦しめる結果になってしまった・・・と、考えるのは辛いですが、認めざるを得ない状況だと思います。
もし、ランバートを放出するならば、それは勿論、良い条件を提示したクラブに・・・とは思いますが、いやいや、ランバートに限っては、彼が欲する場所に行かせてあげたい。
いさせてあげたい。
どんな結末になるのか?は、分かりませんが、心から応援したいプレイヤーの一人です。