先ほど、プレミアリーグ第19節のウェストハム対リバプール戦が終了しました。
過密日程の中でのアウェイゲームでしたが、レッズの選手達はコンディションが非常に良いように感じた試合でした。
2024年という意味ではラストマッチですが、試合は0-5のクリーンシートでリバプールが大勝を飾っています。
ウェストハムを相手にアウェイでの5ゴールですから言うことなしですね。
試合を通じて多くのシュートを放ち、ショッツ・オン・ターゲットも多くの本数を飾ったリバプールでした。
沢山のゴールが生まれましたので、まずは得点経過からまとめます。
■30分:ルイス・ディアス
■40分:コーディ・ガクポ
■44分:モハメド・サラー
■54分:トレント・アレクサンダー=アーノルド
■84分:ディオゴ・ジョタ
5ゴールそれぞれで別のスコアラーというのも結構珍しいですね。
それだけ多くの選手が嬉しい思いをしたことは、ファンとしても歓びたい事実です。
先制点となったルイス・ディアスのゴールですが、ルイス・ディアス自身が縦にラストパスを出したところ、そのボールが引っ掛かったもののルイス・ディアスの元へ戻って来ており、右足でのシュートを決めたものです。
ルイス・ディアスが前進する際におけるワンタッチ目の持ち出しがスムーズで、非常に上手いプレイを見せてくれました。
レッズの2点目は、このところずっと好調なコーディ・ガクポが決めています。
アレクシス・マクアリスターが右前の縦に出し、ボールはルイス・ディアスからモハメド・サラーへ。
モーが秀逸なターンを見せてコーディ・ガクポへと出し、ガクポは右足でフィニッシュしたものです。
次はモハメド・サラーが決めてみせます。
カーティス・ジョーンズが右に開き、ボールを受けたモーが左足でゲット!
素晴らしいシュートであり、この攻撃の起点となったのは、コーディ・ガクポとアレクシス・マクアリスターによる相手への寄せ、チェックからでした。
リバプールの4点目は、トレント・アレクサンダー=アーノルドが見事な右足のミドルを決めています。
レッズは、左サイドからパスを繋ぎながらボールは徐々に中央へと動いて行きます。
その時、ほぼ中央にいたトレントが黄金の右足を振り切りフィニッシュ。
鮮やかでした。
さらにリバプールは、途中交代のディオゴ・ジョタもゴールを決めています。
モーが中央でボールを奪取し、その後は細かいステップを繰り出しながら相手の選手達を翻弄して前進!
最適なタイミングで優しいパスをジョタに出し、ジョタは右足でジャストミートをしたシュートを放っています。
まず、勝ち点3をゲットしたことが大きいわけですが、今日の試合ではコンスタントにゴールが決まっていましたので、選手交代も余裕を持って送り出せたことがポジティブですね。
怪我のリスクを避けつつ、イエロー累積を予防することも出来ました。
あとは、得失点差においても+5をこの試合で稼いだことはポジティブなものだと思います。
唯一、心配なことがあるとすれば、ファーストハーフのうちにジョー・ゴメスが怪我をしてしまい、途中でピッチを去ったことです。
状況を見た限りでは、ハムストリングのように思われました。
センターバックを務めたジョー・ゴメスも怪我となると、今度はイブラヒマ・コナテの復帰が待たれる状況となります。
今日の試合では、遠藤航も投入されており、タイミング的には57分の段階でした。
今シーズンの起用法からすると、遠藤にとって比較的長い時間でのプレイとなり、コンディションの良さを見せてくれた感があります。
また、落ち着いているし、アグレッシブさもあって良かったと思います。
首位でいるリバプールは、とにかく自分達の試合に集中すればいい。
今日の試合で、起用したフォワード陣が満遍なくゴールを決めたこともポジティブですね。
ナイス・ゲームでした。
なお、この試合でリバプールは、5人の交代カードを切っています。
ジョー・ゴメスの交代は負傷によるものですが、その他については今後を睨んだ手を打てたと思います。
そちらをご紹介して、この稿を閉じさせていただきます。
■37分:ジョー・ゴメス→ジャレル・クアンザー
■57分:ライアン・フラーフェンベルフ→遠藤航
■57分:コーディ・ガクポ→ディオゴ・ジョタ
■73分:アンディ・ロバートソン→コスタス・ツィミカス
■73分:カーティス・ジョーンズ→ハーヴェイ・エリオット