チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦で素晴らしい活躍をしつつも、試合終了間際に膝を痛めたイブラヒマ・コナテは、約5週間の離脱となっていました。
そのコナテが、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で復帰。
ベンチには入るか?とは思っていましたが、スタートから使うとはある意味サプライズでした。
この件について試合後にスロット監督は、なぜクアンザーではなくコナテをチョイスしたのか?とメディアに問われていました。
スロット監督は、「それは彼がフィットしていたからだ」とだけ言っており、そうでなければ起用しなかったと語っています。
それだけコナテへの信頼が厚いのだと思うし、現実問題としてジョー・ゴメスも怪我を負った今、イボウの復帰は大きいですね。
センターバックをスタメンで使う場合、多くの場合は90分間のフル出場を期待して送り出していると思いますし、コナテは行けるという確信がスロット監督にはあったようです。
しかし、カラバオカップ準決勝(ファーストレグ)のトッテナム戦については、復帰直後の選手を週に2試合使うことは難しいとも述べており、おそらくジャレル・クアンザーが出て来るのではないかと思います。
もしかしたらですが、遠藤航のセンターバック起用があるかもしれませんね。
コナテのことに話を戻すと、負傷明けでチーム・トレーニングに参加したのが金曜日、それで日曜日にはフルタイム出場をしているのですから頑張りましたね。
あのマンチェスター・ユナイテッド戦は、総じてセンターバックとゴールキーパーには気の毒な部分があったと私は感じています。
ユナイテッドに縦に走られ、そのままサイドから中へ入って行く自由を与えてしまうと、なかなかキツいですね。
クアンザーのことですが、プレミアリーグの開幕戦ではスタメン起用でしたが、それ以外の試合に関してはコナテが使える限り、スロット監督はコナテをチョイスして来ました。
ユルゲン・クロップ監督のもとで飛躍したクアンザーでしたが、今がちょうど壁を乗り越える時期ですかね。
直前にならないと何とも言えませんが、普通に考えればトッテナム戦ではコナテはお休みか控え、クアンザーの起用が濃厚と見るべきでしょうか。
あとは、遠藤をどこで使うかですね。
注目してみたいと思います。