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フラーフェンベルフはリバプールでポジションを手中にするのか

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Ryan Gravenberch


昨年の夏、バイエルンからリバプールへとやって来たライアン・フラーフェンベルフですが、ユルゲン・クロップ監督の指揮下ではアンカーというより一列前でプレイをすることがほとんどでしたね。
そのフラーフェンベルフをアルネ・スロット監督はアンカーに起用、いわゆる6番の役割を初戦であるイプスウィッチ戦で任せました。

この試合で見せたフラーフェンベルフのパフォーマンスは、現地でも評価が高く、リバプールの6番問題は決着がついたという声もあがっているやに聞きます。
昨シーズンもそうでしたが、ボールを持ってからの推進力が彼の武器ですね。
しかも、アンカーの位置につけて、中央のラインをするするすると上がって行くというスタイルが、試合の局面でも効果があるようです。

彼の初速は素晴らしいし、走りに伸びがありますよね。
こういうアンカーがいると、相手チームも恐ろしいことでしょう。
あえて欲をいえば、あとは前線につける縦パスの質やら精度でしょうか。
ここが改善されて来ると、相当ポテンシャルの高い6番として、プレミアリーグを代表する存在になるかもしれません。

ただ、それでもフラーフェンベルフがすべての試合、あらゆる時間でプレイをすることは不可能ですし、遠藤航がいる意味は大きい。
無論、遠藤も自らを改善して行くでしょうし、人一倍の努力をすることでしょう。
高いレベルでのポジション争いになりそうですが、それがチームを強くするのだと思います。

さらにリバプールには、若手のステファン・バイチェティッチもいます。
バイチェティッチのテクニックは、生半可なものではありませんからね。
彼のフィットネスが完調になり、憂いなくプレイが出来るようになったとき、リバプールは戦術のピースを豊富に持つことになる。
ということを書いてきたわけですが、となると補強の最優先事項は、やはりセンターバックでしょうか。
フラーフェンベルフには、初戦に留まらず、次の試合、また次の試合と好パフォーマンスを継続することを期待したいと思います。

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