ユルゲン・クロップのリバプール監督就任が秒読みに入ったとあって、メディアでは早くも、クロップがドルトムントからプレイヤーを連れてくるか?という話題を出しはじめています。
こればかりは、リバプールの監督となり、周囲の意見等々もクロップなりに聞いた上で判断することだと思いますが、メディアの世界は、とにかく話題づくりに余念がないですね。
現時点で、既に補強候補として名前があがっているのは、ドルトムントのセンターバック、ネヴェン・スボティッチ(セルビア)です。
いまや、ブンデスリーガを代表するDFの一人となり、クロップからの信頼も厚いそうで、「まず最初に獲得を狙うのではないか」と、メディアは読んでいるようです。
ネヴェン・スボティッチは、体つきが大きいものの、スピードがあり、セットプレイからの得点も多いとあって、確かにリバプールに欲しいタイプかと思います。
一時期、課題とされたフィードについても、近年上達しており、しっかり後方から組み立てられるセンターバックだとも言われています。
実際に、クロップがリバプールの監督に就任し、数試合を戦いつつ、決めてゆくものと思いますが、私なりに考えると、センターバック、あるいは中盤後方からパスを供給できるタレントを欲しそうな気がしています。
そういった補強関係にも、もちろん興味がありますが、現有戦力で、クロップが、どんな起用法、戦術を取るのか?
こちらも見物ではないでしょうか。
ドルトムントからプレイヤーを引っ張ってくるのか?
あえて、そういった手法は採らないのか?
クロップの方針は、まず1月の移籍市場で、見えてくるはず。
その状況で、来年の夏の動きも、ある程度読めてくるかもしれません。
とはいえ、まずは、クロップが、補強に関する権限を、どこまで握れるか?
そこにも注目したいですね。