血湧き肉躍る。
マージーサイド・ダービーがある日は、そういう状態になりますね。
以前からご紹介して来たことではありますが、この私が初めて見た海外サッカーがマージーサイド・ダービーでした。
キックオフの時が待たれますし、その前に出て来るメンバー発表も楽しみです。
リバプールのメンバーといえば、おおいに注目したいのはヴィルツとイサク。
イサクに関しては、既に書きましたように疲労が回復しているかどうか?が、マージーサイド・ダービーでの起用法に関わってくると見られております。
今回は、マージーサイド・ダービーを前にして、ここ数日私がぼんやり考えていたことを書かせていただきます。
ヴィルツとイサク、新しい7番と9番は、リバプールの強烈な新ホットラインになり得る!...と、私は考えておりまして。
プレミアリーグ初挑戦のヴィルツが本領を発揮するのはこれからでしょうし、イサクにしてもリバプールのやり方に馴染むには、少々時間が必要だと思うのです。
しかしながら、水曜日のアトレティコ戦における彼等の連携はどうでしょう!
2人とも直接的には得点に関与はしていませんが、すごくレベルの高い妙技を見せてくれたように私は感じていました。
まさに阿吽の呼吸であり、超一流同士だからわかり合えることがあるのだと。
ヴィルツが前を向いてボールを持ったとき、まずイサクの位置を意識していたのは事実だと思うし、イサクに対して出すパスは何やら次元を超えておりました。
また、ヴィルツの強いパスをイサクは簡単にコントロールし、無理だと思う体勢でもフィニッシュまで持ち込める。
瞬間の出来事、それが何度か起こっており、私はこの先すごいことになるな!と思いながら7番と9番の連携を見ておりました。
ヴィルツが高い位置でボールをもったとき、イサクにパスを出す場合とエキティケに出す場合では違いがあり、それぞれの良い部分を生かそうという気持ちが見えていたように思います。
そういった意味でもヴィルツ恐るべしだし、いとも簡単そうにヴィルツの意図をくむイサクもすごかった。
さて、マージーサイド・ダービーでも彼等の連携が見られるのか!
エキティケも素晴らしいし、モハメド・サラーもアトレティコ戦で感触を取り戻してきたように思います。
リバプールの攻撃陣は、ますます面白くなる。
ヴィルツがフォワード達を面白いように使える時は、そう遠くない日のように思う私です。
何なら、今日のマージーサイド・ダービーで、ヴィルツにはリバプール初ゴールを決めてもらいましょうか。