多くのフットボールファンから惜しまれつつ、過日現役引退を発表したシャビ・アロンソですが、クラブ、スペイン代表と、幾多の栄光を勝ち取ったキャリアでした。
そんな中でも、自分の人生において、リバプールは特別なものだという趣旨の発言をシャビ・アロンソが語っています。
これは、エコーがシャビ・アロンソにロング・インタビューを行った中での発言ですが、どれほどリバプールを愛しているかが、伝わってくるものでした。
これからも、この気持ちが変わることはないと、シャビ・アロンソは語り、たとえば、子どもさんからは、「ねえ、今度はいつリバプールへ行くの?」とせがまれるという話も披露しています。
この場では、シャビ・アロンソの言葉をすべてご紹介することは出来ませんが、私なりにピックアップしてみたいと思います。
シャビ・アロンソの思い、その断片だけでも感じていただけたなら、幸いです。
(Xabi Alonso)
リバプールは、私の人生において大きなものを占めていて、これからもずっとそうあり続けるよ。
そこからいなくなった今でも、とても惹きつけられるんだ。
今でもずっとクラブをフォローしているよ。
リバプール時代の友達とは、今でも連絡を取り合っているし、単なる1クラブではないんだ。
特別なものであり、私にとって、本当に重要なものなんだ。
そのことは、100パーセント間違いがない。
私達は、帰る日をとても楽しみにしているよ。
新しいメイン・スタンドが出来たことも聞いているしね。
息子は、(リバプールへ)行きたくて仕方がないんだよ。
リバプールで生まれたしね。
だから、いつもこう訊かれるんだ。
「パパ、いつリバプールへ行くの?」ってね。
私は、「オッケー!」と言うわけだけど、週末はずっと忙しかったからね。
申し訳なく思っていたんだ。
はじまりの時から、私はリバプールを心から愛したよ。
予想はしていたけど、もう最初からそれ以上だったね。
アンフィールドのトンネルを抜けるときの神秘性。
サインにタッチする。
You’ll Never Walk Aloneを歌っているコップの姿。
クラブとファンが親密だったことは、とてもやりやすかったね。
私は、自分を偽ったことはない。
私は、常にノーマルワンであり続けようとしてきたんだ。
他にも、多くのことをシャビ・アロンソは語ってくれておりますが、今回はこのへんで。
「ノーマルワン」という言葉を使ったところが、いやー、実にいかしていますね。
ユルゲン・クロップが着任したときの言葉でありつつ、リバプール愛を語る自分は、常に純粋な気持ちであるということを言っているのだろうと、私は考えます。
これほどまでに、リバプールを愛してくれるプレイヤー。
これからの新しい人生が、どうか素晴らしいものでありますように。
シャビ・アロンソに、心からのありがとうを。
YNWA