ペップ・グアルディオラがマンチェスター・シティの監督に就任するという発表があって以来、多くのジャーナリストは、大きなプレイヤー入れ替えがあるだろうと予想しました。
中でも、放出候補の筆頭はヤヤ・トゥーレだろうという見方が多く、そういった報道が出ること自体もヤヤ・トゥーレにとっては心中穏やかではなかったことと思います。
さて、ヤヤ・トゥーレの代理人を務めるディミトリ・セルクは、マンチェスター・シティの対応に不満をぶちまけており、この夏の移籍先探しをはじめると公言しています。
そもそも、ヤヤ・トゥーレが放出候補筆頭だと言われる背景には、バルセロナ時代の因縁があるものと思われます。
バルセロナで活躍していたヤヤ・トゥーレは、グアルディオラが監督に就任後、重用されなくなり、1年後にはマンチェスター・シティへ放出されています。
要するに、ヤヤ・トゥーレは、グアルディオラのお好みではないというのが、ジャーナリストやメディアの見方なのでしょう。
ヤヤ・トゥーレの代理人は、マンチェスター・シティ側から、満足のいく契約延長オファーが届かないことに苦言を呈し、「ヤヤは、シティのためにすべてを捧げてきた。にもかかわらず、シティはそれに報いる行いをしていない!」と強烈なパンチを繰り出し、「ヤヤをほしがっているクラブとの交渉に入る」ともしています。
さて、かのブックメーカーでは、ヤヤ・トゥーレがプレミアリーグ内で移籍するならば、リバプールが最有力!という予想を立てていましたが、どうなりますか。
私なりに、ヤヤ・トゥーレがリバプールでプレイする姿を想像してみるのですが、もちろんヤヤ・トゥーレは素晴らしいプレイヤーではあるものの、もしリバプール入りとなれば、現在噂にあがっている補強ターゲット達の獲得が消える可能性もあるのかな?という思いもあります。
いずれにしても、ヤヤ・トゥーレの代理人が、思い切った発言をしたことで、今後メディア上では、ヤヤ・トゥーレの移籍にまつわる報道が飛躍的に増えることも予想されます。