リバプールには、将来が楽しみな若手達が育って来ていますね。
先日開催されたリーグカップ(EFLカップ)での活躍も印象的でした。
さて、このところ、ベン・ウッドバーン、トレント・アレクサンダー・アーノルド、オビエ・エジャリアが、プレミアリーグでもベンチに入るようになっていますが、ユルゲン・クロップは、ウェストハム戦は、彼等を起用するような状況ではなかったと語っています。
ただ、ベンチに入れているということは、起用する準備はあるということで、ウェストハム戦は、その試合展開から難しい状況になったということだと思うし、若手をプレミアリーグに出すためには、最適な環境でやらせたいという考えもあるのかと思います。
まず、リバプールの現状として、フィリペ・コウチーニョ、ダニエル・スタリッジが負傷のため起用できない中、エムレ・チャンとマルコ・グルイッチも怪我、先日はデヤン・ロブレンが試合中に足を痛めるという状況にありました。
いわゆる、控えのやり繰りが厳しくなっていた時期に当たったということもあろうかと思います。
ただ、ユルゲン・クロップとしては、適切なタイミングで、若手達をプレミアリーグでも起用するとしています。
ユルゲン・クロップのコメントについては、エコーも報じていますので、そのごく一部ですが、ご紹介をしてみたいと思います。
(Jurgen Klopp)
私は、私達の若いプレイヤー達をとても気に入っているよ。
彼等は、素晴らしい。
ただ、日曜日の試合は、彼等を入れるような状況ではなかった。
私達は、結果を出すために戦っているんだ。
ウェストハムは、キャロルを入れてきた。
ベンかオビエ?
それは、ナンセンスだね。
しかし私達は、彼等を信じている。
もちろんだよ。
私達は、間違いなく彼等を起用することだろう。
若手を起用することは、大きなチャンスを与えるものであると同時に、そのタイミングを誤った場合は、良くない方へ向かってしまうということでしょうか。
ただ、ユルゲン・クロップとしては、今後もチャンスを与える考えを持っているようなので、あとは試合展開次第でしょうか。
あとは、リバプールとしては、出来るだけ早い時期に負傷者が戻れるように、メディカル部門にもがんばってもらうということかと思います。
中盤のエムレ・チャン、マルコ・グルイッチが揃って負傷をしてしまったわけですが、選択肢としては、左サイドバックにアルベルト・モレノを入れて、ジェイムズ・ミルナーを上げる・・・という策も、場合によってはあるかと思います。
プレミアリーグは、今後過密日程に入っていくので、プレイヤーを休ませられるときに休ませるということも大切になることでしょう。
ぜひ、若手を安心してピッチに送り込めるような試合に持って行ってほしいですね。